ユーキャン第2回「20代 VS 60代の夫婦観調査」(1)

  • 調査期間
  • 2008/10/01~2008/10/10
  • 調査対象
  • 20代・60代の子供のいる既婚男性・女性(配偶者も同年代)400人(各世代男女100人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(株)ユーキャンが20代と60代の子供のいる既婚の男女を対象に行った意識調査によると、漢字一文字で表した『夫婦』の思いで最も多かったのは、20代では「絆」、60代では「忍」であった。夫婦円満の秘訣を尋ねたところ、20代・60代共に「なるべく会話の時間を多くもつ」が1位。次に多い回答では年代で違いが見られ、20代では「愛情や感謝の気持ちを積極的に表現する」、60代では「お互いのプライバシーを尊重する」だった。二人きりの時、お互いの呼び方は、20代では「相手の名前や愛称」77.5%が圧倒的に多く、次いで「お父さん(パパ)、お母さん(ママ)」14.5%。60代では「お父さん(パパ)、お母さん(ママ)」53.0%が最も多く、「人称代名詞など」22.5%、「相手の名前や愛称」22.0%の順となり、年代による違いが見られた。貴方の家庭は亭主関白だと思う?と聞いたところ、「はい」との回答は20代が16.5%、60代が34.0%と、近頃は『亭主関白』の家庭が少ない事が明らかになった。結婚後の事で、配偶者にヒミツにしている事は?と聞いたところ、「はい」との回答は20代が43.5%、60代が35.0%。中でも、20代男性は約半数の47.0%が「はい」と答えた。現在の配偶者と結婚して良かったと思う?と聞くと、「はい」との回答は20代が88.0%、60代が83.0%となり、20代の約9割、60代の8割強が満足している事がわかった。また、生まれ変わっても、今の配偶者と結婚したい?と聞いたところ、「はい」との回答は20代が62.0%、60代が61.0%と共に6割に留まり、特に60代では男性の7割(72.0%)が「はい」と答えたのに対し、女性の半数(50.0%)は「いいえ」と回答、その差が目立つ結果となった(2に続く)。

調査結果

夫婦についての貴方の思いを漢字一字で表して下さい(全体)
<20代> (単位:人)
1・絆があってこそ成り立つ関係だと思うから
・夫婦円満にしていく為に絶対必要だから
22
2・信頼関係あっての夫婦だと思うから
・お互いを信じることが大事だと思います
14
3・子供とお互いが愛でつながっている
・いつまでも仲良くお互いを愛し続ける夫婦でいたい
11
4・一緒にいて楽しいから
・自分の素のままでいられるから
9
5・生涯あらゆる苦楽を共にするから
・何事にも共に取り組んでいくのが夫婦だから
8
<60代> (単位:人)
1・お互いに我慢をしないと続かない
・忍耐と妥協なくして結婚生活は成り立たない
28
2・日々慈しみ愛する気持ちを持ち合うのが夫婦だから
・愛があればどんなことでも乗り越えられる
17
・お互いの思いやり
・自然体に穏やかな日々を一緒に過ごしたい
4・理解しあえるのは最終的に夫婦しかないと思う
・長い年月を共にしたので
14
5・お互い信頼する事が大切だから
・夫婦は信頼する事から成り立っていると思うから
10
夫婦円満に生活をするために一番に心がけて行動している事は何ですか?(全体) (単位:%)
20代60代
なるべく会話の時間を多くもつ42.531.5
愛情や感謝の気持ちを積極的に表現する29.515.5
お互いのプライバシーを尊重する8.528.5
愚痴や文句をなるべく言わない6.013.5
お互いに無駄な浪費を避け、家庭の経済的安定を保持する6.05.5
二人きりの時には、お互いにどのように呼び合いますか?(全体)
貴方のご家庭は亭主関白だと思いますか?(全体)
結婚後の事で、配偶者にヒミツにしている事はありますか?(全体)
現在の配偶者と結婚して良かったと思いますか?(全体)
生まれ変わっても、今の配偶者と結婚したいと思いますか?(全体)
2に続く
調査実施先:(株)ユーキャン