値上がりに関するアンケート |
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調査結果の概要
値上げを最も実感しているのは小麦製品―。(株)キャリア・マムがWEB会員の女性に尋ねたアンケート調査で、生活密着型の商品の値上がりが家計に打撃を与えている事が明らかになった。まず、物価が値上がりしたと感じるかどうかを聞いたところ「かなり感じている」と回答した女性は69.3%。「まあ感じている」30.0%と合わせると、ほぼ100%の女性が値上がりを感じている。値段が上がった、値上げしていると感じる商品・サービスでは「食料品」97.0%と「ガソリン」92.7%が圧倒的に多く、これに「日用品、生活雑貨」59.9%、「光熱費、公共料金」50.6%と続き、いずれも生活に密着した商品であり、女性(特に、家計をあずかる主婦)にとっては直截的な打撃だと言える。また、具体的に値上げをしていると実感している商品については、およそ半数の女性が「小麦製品」49.4%を挙げた。特に、パン、パスタ、ラーメンなど、日常的に需要の多い商品の値上げに敏感なようだ。物価が値上がりすると消費者の買い控えや節約を誘う、というのは定説である。物価の値上がりで、より節約を心掛けているかどうか?を聞いたところ、「今までとあまり変わりはなく節約はしている」63.5%と「以前に比べ、かなり節約して家計を切り詰めている」28.7%という女性とで9割以上を占めた。では、物価の値上がりへの対策は?我慢して節約している事、または物価高の防衛としての対策を聞いたところ、「自転車や電車を利用して車を控える。歩く」13.9%がトップ。次いで「いつも買うものや好きなものを買わない」11.6%、「大袋入りを購入・まとめ買い」11.3%が続いた。家計の節約のため、夫に止めてもらいたい事では「たばこ・お酒を飲む、嗜好品を買う」36.8%が圧倒的に多く、次いで挙がったのが「特になし・既に協力している」19.4%であった。