不動産情報サイト利用者意識アンケート調査結果　Ｐａｒｔ１

調査結果の概要

不動産情報サイト事業者連絡協議会が、当協議会ＨＰ及び会員不動産情報サイト上で一般消費者向けに実施した『不動産情報サイト利用者意識アンケート』の調査結果によると、インターネットでの物件検索後、64.6％のユーザーが実際に不動産会社に問い合わせしており、問い合わせ率は賃貸検索者58.1％より売買検索者68.4％の方が高い。問い合わせた不動産会社数は「２社」が最も多く24.6％。次いで「３社」23.5％で、平均は「3.6社」。売買検索者の方が賃貸検索者より問い合わせ会社数が多く、物件を慎重に選択している様子が窺える。不動産会社への問い合わせ方法は、「メール」の利用が増えており、メールで問い合わせた人は前年比3.0ポイント上昇の72.4％。一方、「電話」は減少している。電話利用は賃貸検索56.5％の方が多いものの、売買検索49.2％では５割を切っている。問い合わせに対する不動産会社の対応の満足度を見ると、「満足」が6.6％→16.9％と前年比を大幅アップ。特に賃貸は19.6％と２割に迫っている。問い合わせ後、実際に不動産会社を訪問した人は前年比0.7ポイント増の73.8％。うち、問い合わせをした不動産会社のみ訪問した人は同1.2ポイント増の57.5％。また、「メール」70.3％より「電話」84.8％で問い合わせをした人の方が訪問率が高い。不動産会社の訪問数で、最も多い回答は「１社」32.1％、賃貸が38.7％、売買が28.8％となっている（２に続く）。

調査結果