アメリカ大統領選と日本 |
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調査結果の概要
次期米国大統領になるのは民主党候補のオバマ氏と予測する人がおよそ過半数―。このような結果が日本財団が発表したアンケート調査で明らかになった。調査はインターネットで行なわれ、全国から約11,100人の回答があった。次期大統領になるのはどちらか?との設問に「オバマ氏」と回答したのは48.6%で、「マケイン氏」との回答は3分の1の13.3%に留まった。マケイン氏/オバマ氏が大統領になった場合、日米関係は良くなると思うか?と尋ねると、オバマ氏の場合、「良くなると思う」と回答した人は20.3%で、「良くならないと思う」は25.5%。一方、マケイン氏の場合、「良くなると思う」と回答した人は14.0%で、「良くならないと思う」は25.6%だった(「わからない」60.4%がオバマ氏54.2%より若干多め)。現在の日米関係について、半数が「良好だと思わない」52.4%と捉えており、およそ3割の人が日米「双方」30.9%に原因があると感じている。日本の政治に対しては「満足していない」89.2%という人が圧倒的に多く、理由としておよそ2人に1人が「政治家の資質」47.4%を挙げている。女性の首相の可能性について尋ねると、(女性が首相になる可能性があると)「思う」との回答は36.7%、「思わない」との回答は43.0%だった。女性が首相になる可能性があると「思う」と回答した人に、それは何年以内か?を聞くと、「10年以内」55.2%と見る人が過半数を超えている。