平成20年度第3回インターネット都政モニターアンケート~元気な高齢者と地域社会 |
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調査結果の概要
東京都では、今年度から団塊の世代・元気な高齢者の多様な社会参加を促進し、地域社会の活性化、地域の社会的課題(介護、子育て、環境など)解決の担い手として活躍できる仕組みづくりを検討する「団塊世代・元気高齢者による地域活性化事業」を進めており、今後の取組の参考とするためにアンケート調査を実施した。まず、近い将来、東京が「超高齢社会」を迎えることになることを「知っていた(「だいたい知っていた」37.4%を含む)」という人は96.0%と極めて多い。「元気な高齢者」のイメージの1位は「健康である」88.6%、これに「自立した生活を送っている」74.8%、「自分の生き方を大切にしている」59.8%が続く。自身の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は60歳以降)をどのように送りたいかを尋ねると、最も多かったのは「趣味・スポーツ活動」69.8%、以下「旅行や遊び」60.0%、「地域活動、社会貢献のための活動(ボランティア)」40.4%の順となり、また、地域活動・社会貢献活動への参加意向についても聞いてみると、およそ8割もの人が「参加したい」80.5%と回答し、具体的に「文化・スポーツ・レクリエーション」47.2%や「子育てや子どもの健全育成支援」38.8%、「地域のまちづくり」35.4%などの地域活動に興味を抱いている。これから高齢期を迎える人たち(※ここ数年で団塊世代が高齢期を迎える)の活躍への期待度は「期待できる」と捉えている人が64.0%、一方、4人に1人は「期待できない」27.7%と見ている。これから高齢期を迎える人たちに期待する活動内容を聞くと、「町内会・自治会活動」47.9%が最も多く、「清掃やリサイクル・環境保護活動」43.9%、「地域のまちづくり」同43.9%が続く。元気な高齢者の地域活動や社会貢献活動への参加で地域の活性化を図るには、東京都や区市町村はいかなる取り組みをなすべきか?最も多かった回答は「地域活動や社会貢献活動を行なう場所の提供、整備」56.4%で、2人に1人が挙げている。