高校生の『しごと観』と『進路選択』に関する調査(２)

調査結果の概要

（１より続く）『仕事は楽しいものだ』『他人より努力して、仕事ができる人になりたい』という思いが強い高校生ほど、＜これだけは身につけておきたいと思うような科目や勉強の内容がある＞の割合や＜もっと学校の勉強をがんばりたい＞という意欲の割合が多くなっている事が明らかになった。仕事（将来）に夢を描ける人の方が勉強など今やるべきことにも打ち込めるという結果となった。また、同様に将来（『就職後の様子』や『５年・10年後の姿』）をイメージする事で、勉強に対するやる気や意欲が高くなっている。肯定的な仕事展望を持っている高校生の特徴について、男女別に見ると、＜仕事は楽しいものだ＞、＜他の人より努力して、仕事ができる人になりたい＞の両方で、「そう思う」「ややそう思う」を合わせた割合は、やや女性の方が高くなっているが、それ程大きな差は見られなかった。また、希望進路別では、仕事は楽しいものだ＞、＜他の人より努力して、仕事ができる人になりたい＞で「そう思う」と回答した将来の仕事に対して肯定的な考え方をしている人の割合が、『大学』や『短大』に比べ『専門学校』を進路として希望している人でやや多くなっている。

調査結果