小・中学生の消費意識についてのアンケート調査

  • 調査期間
  • 2008/08/25~2008/09/01
  • 調査対象
  • 全国の「サークルリンク」会員の小学生・中学生 1,029人(女の子677人、男の子352人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

消費意識について、全国の小・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施した。まず、『貴方の1ヶ月のお小遣いは?』と尋ねたところ、約3割が「お小遣いはもらっていない」28.3%と回答。もらっている金額では「501~1,000円」22.6%が多く、1ヶ月のお小遣いは「1,000円以下」が相場となっている模様。学年別で比較すると、小学校低学年のおよそ半数が「お小遣いはもらっていない」52.9%となっている。お小遣いの金額は、学年が上がるにつれ増える傾向にある。お小遣いをもらっている子供に、『今年の春(4月)と比べて、お小遣いは増えたかどうか?』を聞くと、約4割が「増えた」37.8%と回答。学年別で比較すると、「増えた」のは中学生に多かった(45.2%)。お小遣いで一番よく買う物は「本」29.1%が最も多く、次いで「お菓子」15.6%という結果になった。男女別で見ると、女の子は「文房具」16.8%が多いのに対し、男の子は「ゲーム」22.8%となっている。学年別で比較すると、小学校低学年は「ゲーム」37.5%、「お菓子」29.2%が多くなっているが、小学校中学年以上になると、「本」の購入が最も多くなっている。学年が上がるにつれ「CD」や「お洋服」の割合が多くなっていく傾向も確認できた。『今年の春(4月)と比べてお小遣いで買っている物の値段は変わった?』と尋ねると、約3割が「高くなった」30.8%と回答し、学年別で比較すると、小学校低学年が最も多く、「高くなった」45.8%と回答している。物の値段が上がったと一番思うのは「物の値段を見た時」65.6%が1位。男女別で見ると、女の子は「物の値段を見た時」68.4%が男の子59.4%よりも高く、男の子は「物の量が減った時」15.9%が、女の子8.9%より高くなっている。相対的に、女の子は『物の値段』、男の子は『物の量』を気にする傾向がある模様。学年別では、小学校中学年以上の子供は『物の値段を見た時』が多いのに対し、小学校低学年は『物の量が減った時』の回答も多くあった。小学校低学年は、『物の値段』だけでなく、『物の量』にも敏感な子供が多い。物の値段が高くなったと回答した子供は、物の値段が上がった事について、「物が買えなくなるので、我慢できない」56.8%という意見が多い。学年別で比較すると、物の値段が上がる事を許容する子供は小学校低学年に多く(63.6%)、対して、「我慢できない」と思う子どもは、学年の高い子に多い。

調査結果

貴方の1ヶ月のお小遣いは? (単位:%)
今年の春(4月)と比べて、貴方のお小遣いは増えた、減った? (単位:%)
お小遣いで一番よく買う物は? (単位:%)
今年の春(4月)と比べて、お小遣いで買っている物の値段は変わった? (単位:%)
物の値段が上がったと一番思うのはどのような時ですか? (単位:%)
物の値段が上がった事について、貴方の意見はどちらに近いですか? (単位:%)
調査実施先:バンダイネットワークス(株)/(株)ネットマイル