キユーピー第19回食生活総合調査

  • 調査期間
  • 2007/10/26~2007/11/05
  • 調査対象
  • 20歳~59歳の既婚女性 1,237人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

家庭で夕食を手作りする主婦は、平日で9割、休日でも8割に上る事が、20歳から59歳の主婦を対象にしたキユーピー(株)の調査で明らかになった。まず、平日の夕食の食事内容は「内食(ないしょく)」が89.7%と、「中食(なかしょく)」6.0%や「外食」2.5%を大きく上回り、休日の夕食でも「内食」が79.1%と、「中食」7.0%や「外食」12.0%を大きく引き離している。食事で心がけている事では、「美味しいと感じるものを食べる」77.9%や「緑黄色野菜を食べる」69.3%、「魚を食べる」61.4%などが上位に挙げられている。『外食で食べたメニューの作り方をお店で尋ねて、自分で作ってみた』など、外食のメニューを再現して「内食」のレパートリーを増やしている主婦は58.8%と6割近くに及んでいる。(始めに戻って)「内食」を選択する理由を問うたところ、「家族みんなで一緒に作れる」91.9%が最も多く、「塩分を控える」90.5%や「国産の食材を使う」90.0%など健康への配慮や原材料の品質を重視する回答が上位を占めた。調理方法について尋ねると、「便利な調理器具を活用する」71.1%や「できるだけ時間をかけずに手早く料理する」66.9%など簡単に済ませる行動と「レシピは自分なりにアレンジする」63.9%といった創意工夫する行動が見られた。(所有率と使用率/頻度が極めて高いと思われる)電子レンジの使い方で最も多いのは?8割以上がご飯や料理を温め直すために使っている事がわかった(「冷めたご飯や冷凍したご飯の温め直し」91.2%、「作り置きした料理や冷めた料理の温め直し」85.5%)。

調査結果

平日/休日の夕食の食事内容を教えて下さい(全体) (単位:%)
※ 内食=家庭で素材から手作りしたメニューが中心
    中食=店舗で購入した惣(総)菜や出前など調理済みの食品で済ませる  
食事で心がけている事は何ですか?(全体) (単位:%)
外食の内食反映(全体)~例えば、外食で食べたメニューの作り方をお店で尋ねて、自分で作ってみた事などがありますか? (単位:%)
※その他、下記のいずれかに該当したものを“内食反映”とした。
  ・外食で食べたメニューの作り方をネット等で検索して自分で作ってみた  
  ・外食で食べたメニューの作り方を自分の勘で再現した
  ・外食で食べたメニューを家庭用にアレンジした
  ・外食で食べたメニューを作る事で料理のレパートリーが増えた
  ・今まで使っていなかった調味料を活用するようになった
  ・今まで使っていなかった食材の組み合わせをするようになった
  ・今まで馴染みのなかった味付けを取り入れた
  ・今まで行なっていなかったようなひと手間をかけるようになった
内食を選択する理由は何ですか?(全体) (単位:%)
調理はどのようにしていますか?(全体) (単位:%)
回答を寄せてくれた主婦が保有している調理器具は、提示した以下の16個
(1.電子レンジ、2.オーブントースター、3.ホットプレート、4.卓上用電磁調理器、5.カセットコンロ、
6.ミキサー、7.ホームベーカリー~パン焼き器、8.ホットサンドメーカー、9.料理ばさみ、
10.フードプロセッサー、11.ハンドミキサー、12.圧力鍋、13.フライパン、14.土鍋、15.野菜スライサー、
16.ピーラー)のうち、平均「9.7個」となっている。
電子レンジはどのように使っていますか?(電子レンジの所有者:n=1,224) (単位:%)
調査実施先:キユーピー(株)