第五回　職場でのインターネット利用実態調査(２)

調査結果の概要

（１より続く）パソコンの利用や管理、インターネットアクセスについて、ポリシー（ルール）が定められている職場は57.5％に上る。職場でのインターネットの私的利用については、「仕事をきちんとしていれば問題ないと思う」55.1％との回答が「あまりいい事だとは思わない」35.4％や「してはいけないと思う」12.8％を上回っている。職場のパソコンからソフト等をダウンロードした事が「ある」と回答した人にどこで知ったか？を問うと、「自宅で探して」83.8％が圧倒的に多かった。職場でソフトなどをダウンロードする事について、およそ半数の回答者が「業務で役に立つソフトや動画などをダウンロードしているので問題ないと思う」48.2％と考えている。フィルタリングを導入している法人に勤めている回答者に尋ねたところ、職場でインターネットを閲覧していてサイトが閲覧出来なかった（アクセス制限された）事が「ある」のは73.4％で、うち『業務には必要のないサイト』にアクセスして閲覧出来なかった事が「ある」との回答者にどう思ったか？聞くと、２人に１人が「不便である」51.8％と感じ、また、『業務に必要なサイト』にアクセスして閲覧出来なかった事が「ある」との回答者にそのサイトを問うと、「掲示板・SNS／ブログ」35.5％や「ニュースサイト」26.7％、「ウェブメール」24.7％などが多かった。職場でインターネットを閲覧していてサイトが閲覧出来なかった（アクセス制限された）事が「ある」との回答者に、業務上必要があるサイトなのに、フィルタリング解除申請が面倒なのでサイト閲覧を諦めた事はあるか？と尋ねたところ、７割が「ある」69.8％と回答した。

調査結果