小・中学生の北京オリンピックについてのアンケート調査

  • 調査期間
  • 2008/07/24
  • 調査対象
  • 全国の「サークルリンク」会員の小学生・中学生 742人(女の子680人、男の子62人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

北京オリンピックについて、全国の小学生・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施した。今年のオリンピックについてどの程度知っているか?と尋ねたところ、全体の約半数が「行なわれる国、行なわれる時期を知っている」47.2%と回答。「全く知らない」15.5%は1割強と、オリンピックについて何かしらの情報を知っている子供が8割以上である事がわかった。学年別で比較すると、小学校高学年以上の「行なわれる国、行なわれる時期を知っている」の割合が小学校中学年以下に比べて高くなっており、また「全く知らない」の割合は、学年が高くなるにつれ低くなる傾向にあった。北京オリンピックに対する興味度は全体の45.2%が興味を持っている(「興味がある」16.8%+「やや興味がある」28.4%)」と回答し、性別で見ると、「興味を持っている」のは男の子35.4%よりも女の子46.2%の方が多い結果となり、北京オリンピックは、女の子が興味を持っている模様。少しでもオリンピックに興味がある子供に、北京オリンピックが始まったら、どのように観るか?と聞くと、「テレビ中継」82.5%が圧倒的に高く、次いで「ニュース番組」25.9%とテレビでの視聴が多い結果となった。「テレビ中継」を性別で比較すると、男の子71.4%よりも女の子83.3%の方が高い。また、オリンピックが始まったらどのくらい観る予定か?と問うたところ、約半数が「ときどき(週2~3日)」50.2%と回答した。性別で比較すると、オリンピックを「殆んど観ない」、「全く観ない(全くしない)」の割合は女の子よりも男の子の方が高くなっている。注目している種目では「バレーボール」54.8%がトップ。次いで「水泳」50.5%、「陸上競技」31.6%という順になり、性別で比較すると、女の子は「バレーボール」56.8%が最も高いのに対し、男の子は「サッカー」35.7%が最も高く、女の子と男の子で注目している種目に違いがある事がわかった。2016年に東京でオリンピックを行なってほしいか?と質問したところ、77.8%が「東京で行なってほしい」と回答し、性別では、女の子の方が、男の子よりも東京での開催を希望している割合が高くなった。

調査結果

あなたは今年のオリンピックについてどの程度知っていますか? (単位:%)
北京オリンピックに興味がありますか? (単位:%)
北京オリンピックが始まったら、どのように観ますか?(北京オリンピックに少しでも興味がある小中学生) (単位:%)
合計女の子男の子
テレビ中継82.583.371.4
ニュース番組25.926.911.9
新聞11.712.34.8
インターネット中継4.84.84.8
テレビが観れる携帯電話3.63.54.8
ダイジェスト番組3.23.14.8
北京まで行って観る2.22.40.0
ラジオ中継1.71.62.4
北京オリンピックが始まったらどのくらい観る予定ですか?(同上) (単位:%)
北京オリンピックで注目している種目は何ですか?(同上) (単位:%)
合計女の子男の子
バレーボール54.856.828.6
水泳(競泳・飛込み・シンクロ)50.552.228.6
陸上競技31.632.126.2
バドミントン26.927.321.4
体操競技(体操・新体操・トランポリン)25.326.69.5
卓球25.225.619.0
サッカー19.718.535.7
野球19.619.223.8
バスケットボール19.219.416.7
テニス18.518.716.7
2016年、東京でオリンピックを行なってほしいですか? (単位:%)
調査実施先:バンダイネットワークス(株)/(株)ネットマイル