仕事中の集中力に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2008/07/11~2008/07/15
  • 調査対象
  • 全国の20代~50代の働く男女400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ノエビアグループの常盤薬品工業(株)は、全国の20代から50代の働く男女400人を対象に、『仕事中の集中力に関する意識調査』を実施した。その結果、回答者のうち、仕事中の集中力に関して、自分の事を集中力が高いと思っている人は、71.9%と高い割合となった。集中できない時間帯を尋ねると、「13:00~15:00(「13:00~14:00」26.8%+「14:00~15:00」25.3%)」の帯で52.1%となっており、ランチ後に眠くなり集中力が切れていると思われる。自分の残業時間が長いと感じているか?を問うと、「長い」との回答は32.6%、「短い」との回答は41.5%だった。仕事における集中力と残業時間との関係性を見ると、「あると思う」65.8%と捉えている回答者が、「ないと思う」34.3%を大幅に上回っている。(集中力が下がってしまった際)仕事に集中するための方法として、「休憩する」37.5%、「目標を決める」34.0%、「ドリンクを飲む」30.5%などが挙げられ、男女別で見て差が大きかったのは、「目標を決める」(女性38.5%、男性29.5%)、「運動やストレッチをする」(女性27.0%、男性19.0%)、「ガムをかむ」(男性23.0%、女性15.5%)などであった。仕事中、特に集中力が切れてしまうシーンは「エンドレスな事務作業」64.5%が最も多く、確かに終わりが見えない作業は辛いかもしれない。また、思考が途絶え気味になる傾向が高い「参加人数の多い会議」35.5%も辛そう。ビジネスシーンにおいて、自分の集中力を高めていきたいと考えている回答者は87.5%に上っており、ビジネスシーンにおける集中力の重要性が読み取れる調査結果となった。

調査結果

仕事中の集中力に関して、貴方は自分の事を集中力が高いと思いますか?(全体) (単位:%)
「高い(「とても高い」+「高い」+「やや高い」)」の割合:71.9%
「低い(「やや低い」+「低い」+「とても低い」)」の割合:28.4%
貴方が集中できない時間帯はどの時間ですか?(全体) (単位:%)
貴方は自分の残業時間が長いと感じていますか?(全体) (単位:%)
「長い(「長い」+「やや長い」)」の割合:32.6%
「短い(「やや短い」+「短い」)」の割合:41.5%
貴方は仕事における集中力と残業時間には関係性があると思いますか?(全体) (単位:%)
「あると思う(「あると思う」+「ややあると思う」)」の割合:65.8%
「ないと思う(「あまりないと思う」+「全くないと思う」)」の割合:34.3%
貴方は仕事に集中するために何をしていますか? (単位:%)
全体男性女性
休憩する37.538.037.0
目標を決める34.029.538.5
ドリンクを飲む30.530.031.0
運動やストレッチをする23.019.027.0
ガムをかむ19.323.015.5
顔を洗う10.817.54.0
仕事以外の事を考える8.09.56.5
何かを食べる7.87.08.5
その他3.03.03.0
特に何もしない14.314.014.5
仕事中、特に集中力が切れてしまうシーンは?(全体) (単位:%)
貴方はビジネスシーンにおいて、自分の集中力を高めていきたいですか?(全体) (単位:%)
調査実施先:常磐薬品工業(株)