ビジネス英会話に関するアンケート調査

  • 調査期間
  • 2008/05/23~2008/06/23
  • 調査対象
  • 全国の20歳~59歳の日常業務に英語を使用する有職者 825人(男性652人、女性173人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

外国語教授、留学等、語学に関わるサービスを提供しているベルリッツ・ジャパン(株)が全国の20歳から59歳の日常業務に英語を使用する有職者を対象に実施した調査によると、日常業務で英語を使う事が多い(「かなり使っている」+「まあ使っている」の割合が高い)のは「e-メール」91.4%で、「簡易書類の作成」86.9%、「文献、資料等の読み込み」85.4%が続き、『読み・書き』に関する英語の使用頻度が高い傾向にある。この事に関連して、苦手と感じられるのは「電話」63.6%、「商談・交渉/プレゼンテーション」59.1%、「ミーティング」55.7%など、『話す・聞く』に関連した業務であった。学習の必要性を強く感じる(「かなり必要」の割合が高い)業務としては、『話す・聞く』の業務の中でも、「商談・交渉/プレゼンテーション」41.2%、「ミーティング」38.3%といった「電話」より更に一歩進んだビジネスコミュニケーションとしての業務が挙げられている。会社の業務に関する英語関連の補助・研修制度については、「必要性を感じる(「非常に必要性を感じる」+「必要性を感じる」の割合が高い)」ものは、「ビジネス用の英語コミュニケーション特化型の講座・研修」76.4%が最も高く、「英会話に関する講座・研修」72.2%が続いている。

調査結果

日常業務における英語の使用状況(全体)
<使用頻度> (単位:%)
<苦手意識> (単位:%)
<英語学習の必要度> (単位:%)
会社の業務に関する英語関連の補助・研修制度について(全体)
<必要性> (単位:%)
会社の業務に関する英語関連の補助・研修での不満については、「時間や日程の融通がきかない」20%がトップで、以下「自分のレベルに合っていない・内容が充実していない」13%、「補助金額が少ない、全く足りない」8%などが続いている。
ビジネスをする上で、自分のパートナーになって欲しい外国の著名人を挙げてもらうと、「ビル・ゲイツさん」11%が1位となった。以下「スティーブ・ジョブスさん」6%、「バラク・オバマさん」同6%、「ウォーレン・バフェットさん」同6%と続き、リーダーシップの強さとともに、プレゼンテーションのスキルの高さを評価した回答が多く見られた。また、日本人の中で、英語でのコミュニケーションがうまいと思う著名人では「小林克也さん」13%が1位となり、以下「宇多田ヒカルさん」12%、「戸田奈津子さん」7%と続き、英語でのコミュニケーション能力の高さ、語彙力を評価した回答が多く見られた。
調査実施先:ベルリッツ・ジャパン(株)