生涯学習に関する世論調査

  • 調査期間
  • 2008/05/22~2008/06/01
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女 1,837人
  • 調査方法
  • 面接聴取法

調査結果の概要

全国の20歳以上の男女を対象に生涯学習に関する世論調査を実施した。まず、『生涯学習』という言葉を聞いた事があるかを聞くと、「聞いた事がある」と答えた者の割合が80.5%、「聞いた事がない」と答えた者の割合が19.5%で、性別に見ると大きな差異は見られない。この1年くらいの間に、どのような生涯学習をしたかを問うと、「健康・スポーツ」を挙げた者の割合が22.5%、以下「趣味的なもの」19.8%、「パソコン・インターネットに関する事」14.0%の順となっている。また、どのような場所や形態でしたのかを聞いたところ、「自治体の講座や教室」33.1%、「民間の講座や教室、通信教育」29.3%、「自宅での学習活動(書籍など)」同29.3%などが上位に挙げられた。生涯学習を通じて身につけた知識・技能や経験をどのように活かしているかを尋ねたところ、「自分の人生がより豊かになっている」を挙げた者の割合が43.8%で最も多く、これに「自分の健康の維持・増進に役立っている」41.6%、「家庭・日常の生活に活かしている」37.5%が続いている。一方、この1年くらい『生涯学習』を「していない」と答えた者に、その理由を聞いてみると「仕事が忙しくて時間がない」を挙げた者の割合が45.4%と最も高く、以下「家事が忙しくて時間がない」18.9%、「きっかけがつかめない」16.4%の順となっている。『生涯学習』に対する今後の意向を問うと、「してみたいと思う」とする者の割合が70.5%、「してみたいと思わない」とする者の割合が27.2%で、性別に見ると大きな差異はなく、してみたいと思う理由では「興味があり、趣味を広げ豊かにするため」を挙げた者の割合が59.1%と最も高かった。今後、人々の「生涯学習」をより盛んにしていくために、国や地方公共団体が力を入れるべき事を聞くと「生涯学習関連施設等のサービスを充実」を挙げた者の割合が38.5%と最も高く、以下「生涯学習に関する情報を得やすくする」26.6%、「生涯学習を支援する地域の人材を育成」26.0%などが多かった。

調査結果

“生涯学習”という言葉の周知度 (単位:%)
この一年間の生涯学習の実施状況(総数) (単位:%)
生涯学習の形式(この1年くらいの間に“生涯学習”を「した事がある」とする者) (単位:%)
生涯学習の成果の活用状況(同上) (単位:%)
生涯学習をしていない理由(この1年くらい“生涯学習”を「していない」と答えた者) (単位:%)
“生涯学習”に対する今後の意向 (単位:%)
「してみたいと思う(「してみたいと思う」+「どちらかと言えばしてみたいと思う」)」
  総数:70.5%男性:69.1%女性:71.7%
「してみたいと思わない(「どちらかと言えばしてみたいと思わない」+「してみたいと思わない」)」
  総数:27.2%男性:28.4%女性:26.3%
生涯学習をしてみたい理由(今後、“生涯学習”を「してみたいと思う」とする者) (単位:%)
生涯学習の振興方策(総数) (単位:%)
調査実施先:内閣府