新社会人の住宅に関する将来設計についての調査

  • 調査期間
  • 2008/04/26~2008/04/29
  • 調査対象
  • 2008年4月に企業に入社した全国の高卒以上の新社会人(新入社員)男女 800人(男女各400人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

GEリアル・エステート(株)では、2008年4月に企業に入社した全国の高卒以上の新社会人800人の男女を対象に、「住宅に関する将来設計調査」を実施した。その結果、今年の新社会人は、計画的な将来設計への意欲が高く、貯蓄を含めた資産運用について「現在熱心に取り組んでいる」との回答は37.5%と4割近くを占め、資産運用について「関心がある」55.1%を含めると、将来に向けてお金を貯める、あるいは増やすことについて9割以上が関心を持っている。また、希望(目標)する将来の世帯年収額では、「500万円~800万円未満」26.6%、「1,000万円~2,000万円未満」25.9%の2つのボリュームゾーンが高く、ある意味堅実な傾向が見受けられ、男女別では、特に女性の方がより低めのリアルな額を想定している結果となった。将来的に自分(や自分の家族)が住む住宅は購入したいか?賃貸住宅だと思うか?との設問に、「是非、将来的には購入したいと思う」42.8%、「できれば、将来的には購入したいと思う」42.6%を合わせ、将来の『住宅購入意欲』率は85.4%と高く、今年の新入社員は住宅の将来設計に関して、『堅実派』が多いと言える。特に、『住宅購入意向』率は男性の83.5%より女性の87.3%でより顕著に目立つ結果となった。住宅購入意向の理由として「購入したほうが気楽で、自分の好きに出来るから」が挙げられている。理想のマンションに期待する事は「通勤の都合や住みたい地域に合っている事」65.0%がトップで、以下「購入(賃貸)価格が安い事」42.1%、「新築物件である事」31.3%と続き、機能面については、「防犯機能がしっかりしている事」18.9%、「オール電化や外断熱などの効果で、従来よりエネルギー消費の少ない生活が出来る事」18.0%、「カビやダニの発生のもとになる結露が発生しにくく、健康な生活が出来る事」15.4%が続き、今年の新社会人の住宅購入に関する堅実さと環境問題に対する関心の高さが窺えた。

調査結果

貴方は貯蓄を含めた資産運用についてどのように考えていますか? (単位:%)
将来の自身の世帯年収についてどの程度の額を希望(目標)にしていますか? (単位:%)
環境問題に「とても関心がある」「どちらかと言えば関心がある」と答えた新社会人は79.3%と高率で、特に女性では8割を超えている。環境問題への関心が高い新社会人に、健康や快適な生活、環境問題にも配慮した環境対策型マンションの購入意向を問うと、「通常マンションと同等以上(割高)であっても購入してみたい」との回答が88.6%を占め、環境対策型マンション購入意向が高い結果となった。
貴方は、自分(や自分の家族)が住む住宅を購入したいと思いますか?それとも、住むところは賃貸住宅だと思いますか? (単位:%)
貴方が、自分(や自分の家族)が住む住宅を、賃貸ではなく購入したいと考える理由は何ですか? (単位:人)
1購入した方が気楽で、自分の好きにできるから122
2自分の持ち家がほしいから120
3資産になるから104
4購入した方が住宅費総額の費用が安い/家賃は面倒95
5購入した方が安心・安定/賃貸では(老後など)不安だから94
6住宅購入はステイタスだから58
7“借りている”感覚など賃貸が嫌だから13
8実家が持ち家だったから12
9長く定住したいから9
10広い家に住みたいから6
貴方が考える理想のマンションに期待する事は何ですか? (単位:%)
http://www.ge.com/jp/company/news/2008/re_june18.html
http://www.ge.com/jp/company/topics/eco/re_june18.html
調査実施先:GEリアル・エステート(株)