小・中学生の「エコ」についてのアンケート調査

  • 調査期間
  • 2008/04/28~2008/04/30
  • 調査対象
  • 全国の小・中学生を中心とした「サークルリンク」会員 2,243人(女の子1,967人、男の子276人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

バンダイネットワークス(株)と(株)ネットマイルは共同で展開している小中学生を対象としたネットリサーチサービス「キッズリサーチ」において、エコについてのアンケート調査を実施した。その結果、『エコ』や『エコロジー』という言葉を聞いた事がある小中学生(以降、子供と称する)は96.8%と極めて高く、若干、男の子の方が女の子より「ある」との回答が多く、また、学年が上がるほど多くなっている。エコ(環境問題)については「学校の授業で学んだ」70.3%や「テレビやニュースなどで知った」62.0%という2つのケースが目立ち、半数以上の子供が学校やニュースからエコに関する情報を得ている事が明らかになった。一方、「学んだ事がない」との回答は学年が下がるにつれ多くなる傾向にあり、学校で習う子供が多いという結果を反映していた。思いつくエコ活動を聞いてみると、「リサイクル」92.0%が最多で、これに「エコバッグ(マイバッグ)」82.0%、「ゴミの分別・回収」71.5%が続き、全体的に小学校高学年以上の子供の方が割合が高くなっている。身の回りで行なわれているエコで最も多かったのは「牛乳パックのリサイクル回収」58.8%だった。(最近色々なところで環境に気を配った『エコ製品』を見かけますが)思いつくエコ製品を教えて下さいと尋ねると、1位は「エコバッグ」73.6%、以下「再生紙」70.4%、「リサイクル衣類」49.3%の順となった。実際に子供が行なっているエコでは「ペットボトルのリサイクル回収」48.5%と買い物袋の持参」48.3%が拮抗しており、3位は「牛乳パックのリサイクル回収」47.7%だった。『エコ』と聞いて思いつくイメージではおよそ8割の子供が「リサイクル」79.6%と回答。その他「環境保護」69.3%、「省エネ」67.8%などが上位に挙げられている。

調査結果

“エコ”や“エコロジー”という言葉を聞いた事がありますか? (単位:%)
あるない
合計96.83.2
女の子96.53.5
男の子98.61.4
小学校低学年80.419.6
小学校中学年94.85.2
小学校高学年97.52.5
中学生98.31.7
エコ(環境問題)について学んだ事がありますか? (単位:%)
合計小学校低学年小学校中学年小学校高学年中学生
学校の授業で学んだ70.324.436.377.083.3
テレビやニュースなどで知った62.046.353.361.770.3
学校の体験学習で学んだ22.712.28.424.031.0
家族から教わった18.426.818.017.121.1
地球活動で学んだ12.312.27.810.619.6
学んだ事がない5.214.614.13.71.2
思いつくエコ活動を教えて下さい (単位:%)
合計小学校低学年小学校中学年小学校高学年中学生
リサイクル92.078.087.593.094.0
エコバッグ(マイバッグ)82.068.376.083.883.5
ゴミの分別・回収71.558.559.372.878.5
節電62.234.142.065.771.1
再生紙を使う59.029.342.361.767.4
貴方の身の回りで行なわれているエコは何ですか?(合計) (単位:%)
最近色々なところで環境に気を配った“エコ製品”を見かけますが、思いつくエコ製品を教えて下さい(合計) (単位:%)
貴方が実際に行なっているエコは何ですか?(合計) (単位:%)
“エコ”と聞いて思いつくイメージを教えて下さい(合計) (単位:%)
調査実施先:バンダイネットワークス(株)/(株)ネットマイル