taspo(タスポ)に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2008/04/02~2008/04/10
  • 調査対象
  • 全国のDIMSDRIVEモニターの男女 6,727人(男性2,617人、女性4,110人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

インターワイヤード(株)が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、taspo(タスポ)についてアンケートを行い、認知率・申込状況、自販機でのタバコ購入などについてまとめた。その結果を見ると、普段、たばこを「吸っている」人はおよそ3割(27.8%)で、購入場所では「自販機(お店や会社内も含む)」73.2%と「CVS」71.4%の2つが極めて多かった。自販機でたばこを購入する人にその頻度を問うと、「週に2~3回」が最多で30.7%、次いで「1日1回」19.6%、「週に4~6回」16.8%と続いた。自販機で購入する理由では「いつでも買えるから」66.3%が1位。以下「行動範囲に自販機があるから」55.7%、「手早く買えるから」54.3%の順であった。taspo(タスポ)の認知率は「ある程度内容を知っていた」56.8%という人が半数以上で、「知らなかった」4.2%人を除けば95.8%の認知率であった。未成年喫煙防止が目的のtaspo(タスポ)についてその効果は?「かなりあると思う」は7.1%で、「少しはあると思う」41.7%と「まあまああると思う」31.5%の2つに回答が集まり、「効果があると思う」の割合は80.3%に。宮崎県・鹿児島県以外に在住の喫煙者にtaspo(タスポ)導入後の買い方を尋ねたところ、「今までと買い方は変わらなさそう」は43.7%と4割だったが、「スーパー・CVSなど、自販機以外で買う事が増えそう」30.8%、「スーパー・CVSなどでまとめ買いをするようになりそう」21.4%と、『自販機離れ』を予想する人も4割と多い。次に宮崎県・鹿児島県在住の喫煙者に、同じく尋ねたところ、52.3%と半数が「自販機では全く購入しなくなった」と回答。38.1%は「今までと変わらない」と回答している。

調査結果

貴方は普段、たばこ(葉巻、パイプ、キセルなどを除く)を吸いますか?(全体) (単位:%)
貴方が普段、たばこを購入する場所はどこですか?(上記設問で「吸っている」と回答した人) (単位:%)
自販機でたばこを購入する頻度はどれくらいですか?(上記設問で「自販機」と回答した人) (単位:%)
なぜ自販機でたばこを購入しているのですか?(同上) (単位:%)
貴方は※taspo(タスポ)をご存知でしたか?(全体) (単位:%)
未成年者の喫煙防止の取組は、社会全体の要望のみでなく、たばこ業界としても最重要課題として位置づけている。そこで、未成年者の喫煙防止対策の一環として、2008年よりtaspo(タスポ)対応の「成人識別たばこ自動販売機」を導入。この自動販売機を利用する際には、成人のみに発行されるICカード、taspo(タスポ)が必要となる。自動販売機にtaspo(タスポ)をタッチして、成人であることを確認できなければ、たばこの購入ができないシステムである。taspo(タスポ)を持つには申請が必要で、申請は鹿児島県・宮崎県では2007年12月より、その他の都道府県では2008年2月より開始。“taspo”の申込書は、近くのたばこ販売店からも入手でき、発行手数料・年会費は無料。
taspo(タスポ)の導入は、未成年の喫煙防止にどのくらい効果がありそうだと思いますか?(全体) (単位:%)
taspo(タスポ)導入後、貴方のたばこの買い方はどのようになりそうですか?(鹿児島県・宮崎県以外に在住の喫煙者) (単位:%)
更に、taspo(タスポ)導入後、自販機でたばこを買う頻度はどう変わるかについて尋ねると、「導入後も今までと変わらないと思う」との回答が最も多く43.9%。しかし、4人に1人は「自販機での購入は減ると思う」24.5%と答えている。
taspo(タスポ)導入後、自販機でたばこを買う頻度は増えましたか?/減りましたか?(鹿児島県・宮崎県に在住の喫煙者:21人) (単位:%)
調査実施先:インターワイヤード(株)