第13回(平成19年度)水にかかわる生活意識調査(2) |
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調査結果の概要
(1より続く)思い出に残る水遊びの場所は「海」42.4%が1位。種類は「水泳」38.2%、「ザリガニ、めだかなどの小魚取り」15.6%の割合が高かった。水遊びに限らず、水にかかわるあらゆることで子供に伝えたいと思う事では「生き物が豊かな水辺の大切さ」81.7%が圧倒的に多く、「節水や水の再利用方法」69.1%、「川や海での水遊び」61.4%も6~7割に達している。水辺でしたいと思う事の1,2位は「水辺の風景や景観を楽しむ」55.8%と「水辺を散歩する」55.5%で、いずれも過半数に達している。上位の回答からは、“安らぎや癒し”を求める大都市生活者の姿が浮かび上がる。大都市生活者が水のありがたさを感じる時は?「飲んでのどの渇きを癒す時」62.8%、「給水制限が行われている時」60.0%、「海や川など自然の水に接する時」53.0%などが上位に挙げられた。水に関して日頃から不安を感じている事は「飲料水や生活用水の悪化」54.4%、「化学物質による水質汚染」53.0%、「給水制限や断水」52.6%などが上位に挙げられ、いずれも半数を超えており、きれいで安全な水を残すためには「家庭の節水・汚水を排水しない努力」54.4%や「企業の節水・汚水を排水しない努力」51.0%が必要と捉えている人が多く、総じて個人や企業の心がけを重視している姿勢が窺える。その家庭で行っている水質保全の配慮で最も実施率が高かったのは「ゴミを流さないように工夫する」で、93.0%という高率であった。