ユーキャン 2007年に定年を迎えた団塊サラリーマン意識調査 |
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調査結果の概要
(株)ユーキャンは、2007年に定年を迎えた団塊世代の男性サラリーマンを対象に意識調査を実施した。その結果を見ると、まず、定年を迎えてこれまで働いてきた会社に対する思いを漢字一字で表すと「忍」「楽」「謝」がトップ3となった。定年を迎えた今、6割が「自分の思い・やり甲斐を第一に考える生き方」40.0%よりも「家族・家庭を第一に考える生き方」60.0%を望んでいる。サラリーマンの生活の中で、一番嬉しかった事は「定年まで勤め上げられた事」24.7%、「満足のいく仕事が成し遂げられた事」21.7%、「さまざまなノウハウ・知識が得られた事」20.0%、一方、一番悔いが残る事では「仕事中心で家族をあまり顧みなかった事」27.3%、「自分の時間をあまり持てなかった事」22.3%、「出世や昇進ができなかった事」11.3%などが上位に挙げられた。定年後の生活について、“悠々自適”と“質素倹約”の二者択一で尋ねると、6割が「悠々自適」37.3%より「質素倹約」62.7%の生活に近いと回答している。理想の妻、娘、息子のイメージを持つ有名人をひとり挙げてもらうと、<妻>は「吉永小百合さん」が断然トップ。<娘>では「宮里藍さん」、<息子>では「イチロー選手」「木村拓哉さん」が1位となった。
調査結果
- 定年を迎え、これまで働いてきた会社に対する貴方の思いを漢字一字で表して下さい。また、その理由もお答え下さい(全体) (単位:人)
1 忍 ・我儘の積み重ねだった ・安月給で耐えてきた
・言いたいことがあっても収入を得るには耐え忍ぶことが多々あった31 2 楽 ・色々な事を経験したが、結果的には楽しかった
・いい仲間と楽しく仕事ができた28 3 謝 ・定年まで使用していただき感謝あるのみ
・充実した会社生活だったから24 4 恩 ・今の生活基盤があるのは会社のおかげであると思っているから
・大病を患っても在籍できた14 5 耐 ・我儘の連続だった
・家族のため耐え忍んで不遇に甘んじてきた9 無 ・無我夢中で今まで働いてきた
・燃え尽きた- 定年を迎えた今、セカンドライフはどちらのいき方をしたいですか?(全体) (単位:%)
- サラリーマン生活の中で、一番嬉しかった事は何ですか?(全体) (単位:%)
- サラリーマン生活の中で、一番悔いが残る事は何ですか?(全体) (単位:%)
- 定年後の生活について、“悠々自適”と“質素倹約”のどちらに近いですか?(全体) (単位:%)
- ※定年を迎えた現在も、61.7%もの人が収入に結びつく仕事に就いており、再雇用や雇用延長等で定年前と同じ会社で働いている人も多かった。また、現在、収入に結びつく仕事に就いていない人でも46.1%が「もう一度収入に結びつく仕事に就きたい」と考えており、団塊世代の就業意欲の高さが目立った。
- 理想の妻、娘、息子のイメージを持つ有名人をひとり挙げて下さい(全体)
- <妻> (単位:人)
1 吉永小百合 ・聡明さと謙虚さを兼ね備えている
・昔から憧れの人 ・清楚で美しいから63 2 山口百恵 ・芸能活動を潔くやめたので好感が持てる
・家庭をしっかり守っている26 3 八千草薫 ・日本人女性らしさを持っている
・控えめな感じでありながらしっかりしている18 4 黒木瞳 ・いつまでも若々しく刺激を受けられる
・しっかりしていそう11 5 竹下景子 ・良妻賢母タイプで優しさと見識がある
・しっかりと家庭を切り回してくれそう6 - <娘> (単位:人)
1 宮里藍 ・夢に向かって努力している
・性格が明るく、しっかりとした感じ12 2 松たか子 ・賢明で明るく優しそう
・自立した女性10 3 上戸彩 ・きびきびとして真面目で元気がいい
・明るくて、活発なところ9 4 関根麻里 ・明るく立派に育っているので
・親の良いところを引き継いでいて利口そう7 5 上田桃子 ・自分の力で頑張っている
・精神力の強さ6 - <息子> (単位:人)
1 イチロー ・自己が確立している
・何事も自分で切り開いていける13 木村拓哉 ・自立し、社会的にも認められ活躍している
・逞しくて、格好いい3 長嶋一茂 ・偉大な父を持ったにも関わらず、驕りもなく一生懸命やっている
・誠実なイメージ11 4 氷川きよし ・明るくて素直で元気なところ
・真面目そう10 5 えなりかずき ・明るく元気で素直そう
・親を大事にしてくれそう9
調査実施先:(株)ユーキャン