働く女性のワーク・ライフ・バランスに関する意識調査

  • 調査期間
  • 2008/01/21~2008/01/24
  • 調査対象
  • 首都圏の20歳代~50歳代の有職女性 614人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

企業などで仕事と子育ての両立支援に関する取り組みが進んでいるが、その効果は?(株)ナガセビューティーケアが働く女性を対象に行った意識調査によると、なるべく時間をとろうと心がけている事では「睡眠」69.2%が抜きん出て多く、「趣味」25.1%や「自分のための勉強や習い事」23.0%を大きくリード。一方、なるべく時間をかけたくない事では「通勤時間」61.2%がトップで、以下「家事」27.0%、「接待」26.1%、「職場での人付き合い」25.1%など、仕事の延長上に関することが上位に挙げられた。時間をかけたいのにかけられない事は「運動」31.3%、「睡眠」29.8%、「自分のための勉強や習い事」29.2%など。非常に多くの働く女性が、自分の理想としている生活のリズムの乱れを実感しており(全体で92.0%)、特に、20代は他の年代に比べて高い。生活のリズムが乱れてしまう原因では「仕事が忙しい」46.4%が最も多く、これに「体調不良」26.5%や「仕事の時間が不規則」23.7%などが挙げられている。生活のリズムが乱れ、ストレスが溜まった時の解消方法は?なるべく時間をとろうと心がけている事でもある「睡眠」68.0%が1位となった。更に、一日にあと1時間あったらしたい事でも「睡眠」が1位となり、仕事のしわ寄せが深刻な睡眠不足を生んでいる現状が浮き彫りになった今回の調査であった。

調査結果

貴方の生活の中で、なるべく時間をとろうと心がけている事/時間をかけたくない事は何ですか?(全体)
<なるべく時間をとろうと心がけている事> (単位:%)
<なるべく時間をかけたくない事> (単位:%)
時間をかけたいのにかけられない事は何ですか?(全体) (単位:%)
貴方の理想としている生活のリズムが乱れてしまう事がありますか? (単位:%)
生活のリズムが乱れてしまう原因は何ですか?(左下設問に「はい」と回答した女性) (単位:%)
生活のリズムが乱れ、ストレスが溜まった時の解消方法は何ですか?(全体) (単位:%)
一日にあと1時間あったら何をしたいですか?(全体) (単位:人)
1睡眠239
2読書67
3勉強・習い事46
4趣味45
5運動40
【参考データ:働く女性の各平均時間】 (単位:時間)
全体20代30代40代50代
睡眠時間6.06.06.26.05.9
勤務時間7.88.07.97.57.7
家事の時間2.01.31.72.22.7
働く女性の平均「睡眠時間」は6.0時間、「勤務時間」は7.8時間、「家事の時間」は2.0時間。「睡眠時間」の最大と最小を見ると、最も長く睡眠を取っている女性で10時間、最も短い女性で3時間だった。同様に「勤務時間」が最も長い女性は17時間だった。
調査実施先:長瀬産業(株)ビューティケア製品事業部/(株)ナガセビューティーケア