ガーデニング・家庭菜園に関する主婦調査

  • 調査期間
  • 2007/08
  • 調査対象
  • 首都圏、近畿圏、中京圏に居住する20代~60代の主婦 364人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(株)東芝が首都圏、近畿圏、中京圏に居住する20代~60代の主婦を対象に行った標記の調査によると、普段の“植物”との接し方では「庭で花を育てている」39%が1位に挙げられた。購入する野菜は国産か外国産か?を尋ねると、「国産を選ぶ事が多い(「近郊野菜以外の国産を選ぶ事が多い」70%+「近郊野菜を選ぶ事が多い」19%)」との回答が焼く9割を占めた。よく食べる野菜では「たまねぎ」89%がトップで、「キャベツ」82%、「じゃがいも」「きゅうり」同80%が続いている。冷蔵庫で野菜を保存する際に気をつけている事では「新鮮さを保つために袋等に入れる」63%が圧倒的に多く、2位以下の「必要以上に入れない」32%や「重ならないように立てて入れる」30%を大きく引き離している。

調査結果

“植物”とどのように接していますか?(全体) (単位:%)
購入する野菜は国産ですか?外国産ですか?(全体) (単位:%)
今年は暦どおり、寒さの厳しい年となったが、これから春に向かって徐々に空気も温み始め、いよいよ土に親しむ季節の到来となった。人々はどのように植物や野菜に接しているのか、ガーデニングや家庭菜園、よく食べる野菜とその保存方法、そして、花粉症対策などについて主婦に尋ねてみると…
ガーデニングについては、73%がしており、その中で「本人(主婦)」93%が最も多く、「夫」は31%。家庭菜園をしている割合は26%で、その中で「本人(主婦)」は79%、「夫」は34%、「子供」は13%だった。家庭菜園をしている理由では「できたものが食べられるから」83%と「無農薬で安心だから」55%が多かった。栽培している野菜は「トマト類」「キュウリ」「ナス」などが上位に並んだ。収穫した野菜は「自宅で食べる」99%が殆んど。しかし、近所や友人、親戚などへお裾分けという主婦も。購入する野菜は「国産を選ぶ事が多い」という回答が約9割を占め、「外国産を選ぶ事が多い」は6%に留まる。“植物”との接し方を年代別で見ると、20代と60代では大きな差があった。住居や時間的・経済的なゆとりの違いが影響していると思われ、「庭で花を育てている」「庭に樹木を植えている」「庭で家庭菜園をしている」などの項目では60代に比べて20代の少なさが目立った。全体で約8割の主婦は何らかの形で植物に接しており、自然の潤いは日常生活に欠かせない模様。
よく食べる野菜は何ですか?(全体) (単位:%)
年代別で見ると、60代で“良く食べる”割合が全体よりも10ポイント以上多い野菜があった。「キュウリ」「だいこん」「なす」「ブロッコリー」「白菜」など。総じて60代は、食べる野菜の種類が多い傾向にあった。20代では「じゃがいも」「にんじん」「ほうれん草」が多かったが、それ以外の野菜については全体より低く、他の年代より野菜の摂取が少ない様子。
冷蔵庫で野菜を保存する際に気をつけている事は何ですか?(全体) (単位:%)
「その他」の中には「新聞紙に包んで入れる」「生えている向きに保管する」などがあった。最近の冷蔵庫の中には、袋などに入れなくても野菜の鮮度を保つ機種も出ているが、回答を寄せてくれた主婦は、野菜の保存に気を使っている様子が窺える。

○花見や紅葉狩りなどは誰と行く?との質問に最も多かった回答は「夫婦」で62%、2位は「家族」46%、3位は「友人」36%であった。
○花粉症対策で使っている家電製品第1位は「空気清浄機」で38%、次に「クリーナー(でまめに掃除している)」31%が挙げられた。
○家電製品以外の花粉症対策は「マスク」59%が最も多く、これに「外から帰ったら埃をはらう」33%、「早めに病院へ行く」27%、「外から帰ったら目や鼻を洗う」26%、「外に洗濯物や布団を干さない」25%などが続いている。
調査実施先:(株)東芝