2009卒業生年末就職活動動向調査 |
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調査結果の概要
人材採用コンサルティング会社の(株)ジョブウェブが2009年3月卒業予定の学生を対象に就職活動に関するアンケート調査を行なった結果、就職活動初期の学生が会社を選ぶ基準は、「雰囲気・社風」73%である事がわかりました。この事から、企業の規模や業界ポジションなどの“知名度”や“ステイタス”といった他人から評価されやすい指標から、人間関係が良好か、雰囲気や人が自分と合うかどうかなどの“雰囲気や人間関係”“やりたい事ができるか”といった本人を重視する傾向にあると思われます。しばしば、3年間で3割が退職するといわれていますが、新卒入社した会社に何年勤めようと考えているのでしょうか?今回の調査では勤続年数が3年未満「1~3年程度」という学生は僅か4%で、およそ5割が「15年以上(「15年程度」4%+「それ以上」43%)」勤めようと考えている事がわかりました。新卒採用は“売り手市場”と言われる昨今、就職活動に対する意識を見ると、「内定ももらえるし、自分に合った会社に行けると思う」と楽観的に捉えている学生は15%で、およそ6割は“内定がもらえるかどうか(「自分に合った会社は見つかると思うが、内定がもらえるかどうか不安」38%+「内定がもらえるかも、自分に合った会社を見つけられるかも不安」20%”不安を抱いています。就職活動の主な情報源では「企業主催のセミナーへの参加」と「インターネット」が主流のようです。本アンケート調査に回答を寄せた学生が他の就職活動中の学生に薦めたい企業では「P&G」が第1位となりました。他の就職活動中の学生に薦めたい理由としては「成長できそうだから」71%、「雰囲気・社風が良い」64%、「現場社員が魅力的」63%などが上位に挙げられました。