お寿司の認識と摂取実態に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2008/01/10~2008/01/16
  • 調査対象
  • 首都圏・関西圏に在住する子供を持つ30歳~49歳の主婦 470人(首都圏230人、関西圏240人)
  • 調査方法
  • FAX調査

調査結果の概要

(1より続く)回転寿司を食べる時には「予算は気にせず、思う存分食べる」の割合が圧倒的に多く83.0%。手作りのお寿司も人気が高く、この一年でお寿司を作った事がある家庭は88.3%に上り、作ったお寿司の種類は「五目ちらし」「手巻き寿司」「いなり寿司」などが上位に挙げられ、「五目ちらし」は首都圏・関西圏ともによく作られており、「いなり寿司」は首都圏で、「手巻き寿司」は関西圏で人気が高かった。スーパーやデパ地下、コンビニなどでよく買うお寿司では、家庭では作れないためか「握り寿司」72.1%が1位で、「のり巻き」51.5%、「いなり寿司」50.0%が続く。家で作る手巻き寿司に、回転寿司でのオーダーに、テイクアウトで買う握り寿司にどんなネタが登場しているのだろうか?<家の手巻き寿司>のネタでは「マグロ:赤身」80.9%がトップで、手巻きには欠かせない存在のよう。また、「卵焼き」62.3%や「ツナ」53.6%など子供の好きなネタや「キュウリ」66.2%といった家庭ならではのネタが上位に入った。<回転寿司>では「サーモン」59.8%、「マグロ:赤身」49.1%、「イカ」48.7%がトップ3。<テイクアウトの握り寿司>は「マグロ:赤身」73.7%、「サーモン」57.2%と続いている。ひな祭りでのお寿司の摂取実態を見ると、74.5%の家庭でお寿司を食べており、<男の子のみの家庭>でも半数(50.3%)が食べている。ひな祭りにお寿司を作ることについては「行事食等を子供に伝える良い機会だ」60.9%、「祝うしきたりなので作ってあげたい」49.6%、「子供が喜ぶので作ってあげたい」35.3%などの声が多く、伝統を重んじつつ、子供の喜ぶ顔を見たいとどちらも子供の成長を願う母親の暖かい思いが窺えた。

調査結果

前頁より続く
回転寿司を食べる時に心がけている事(全体) (単位:%)
※一人当たりの費用(平均)
    全体:1,387円  首都圏:1,515円  関西圏:1,265円
    また、出す人では「家計の食費」78.2%、「祖父母」20.5%、
    「夫」19.2%、「妻」11.8%、「夫婦で割り勘」2.4%など。
この一年、お寿司を作った事は?(全体) (単位:%)
家で作ったお寿司の種類(上記設問で「作った」と回答した主婦) (単位:%)
全体首都圏関西圏
1五目ちらし76.475.577.2
2手巻き寿司64.658.570.2
3いなり寿司54.564.545.1
4のり巻き35.442.029.3
5生ちらし29.933.327.0
スーパーやデパ地下、コンビニなどでよく買うお寿司(全体) (単位:%)
寿司ネタ登場ランキング (単位:%)
家の手巻き寿司に使う回転寿司で食べるテイクアウトの握り寿司で買う
1マグロ:赤身80.9サーモン59.8マグロ:赤身73.7
2キュウリ66.2マグロ:赤身49.1サーモン57.2
3卵焼き62.3イカ48.7イクラ52.8
4イクラ56.0トロ48.0イカ49.0
5ツナ53.6ハマチ45.0エビ48.7
家族の好きなネタ(全体) (単位:%)
ひな祭りでのお寿司の摂取実態 (単位:%)
※ひな祭りに食べるお寿司の種類は「五目ちらし」75.1%が1位で、以下「生ちらし」31.7%、「手巻き寿司」12.9%、「いなり寿司」4.3%、「のり巻き」「握り寿司」同3.1%の順でした。
ひな祭りにお寿司を作る事について(全体) (単位:%)
※ひな祭りのお寿司は全体の91.4%の家庭が手作りでした。
調査実施先:(株)ミツカングループ本社