紀文・おせちに関するアンケート

  • 調査期間
  • 2007/10/31~2007/11/05
  • 調査対象
  • 11都道府県在住(右下参照)の20代~50代の主婦 2,772人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

家庭を預かる主婦を対象に、年末年始の過ごし方やおせち料理・正月料理について、(株)紀文食品が行なった調査によると、定番のおせち料理(※参照)以外に、住んでいる地域ならではのおせち料理・正月料理の1位は「栗甘露煮」32.7%で、「昆布巻にしん」30.3%、「地域の煮しめ」20.5%が続いた。大晦日の夜に、年越しのお祝いをする習慣がありますか?との問いに、「ある」との回答は全体で73.4%を占め、大晦日の夜のお祝い料理では「年越しそばなどの麺類」87.6%が圧倒的に多く、2位以下の「刺身」30.8%や「数の子」27.1%を大きくリードしている。今年の年末年始の予定を尋ねたところ、「家族だけで自宅で過ごす」42.6%や「自身の実家に行く」38.9%、「夫の実家に行く」34.9%など、“家族と一緒に”という傾向が窺えた。昨年と比べた年末年始の支出金額は「変わらない」との回答が最も多く、半数の49.4%。「増える」は43.0%で、「減る」7.6%の5倍以上の数値となっている。年代別で見ると、「増える」との回答が最も多かったのは20代で54.3%だった。

調査結果

定番のおせち料理(※)以外に、お住まいの地域ならではのおせち料理・正月料理を教えて下さい(全体)
※紅白蒲鉾/伊達巻/田作り/錦玉子/黒豆/栗きんとん/昆布巻/小肌粟漬/酢だこ/なます/菊花かぶ/数の子/酢ばす/鬼がら焼/煮しめ
お住まいの地域ならではの、おせち料理等を食べる時の作法や決まり事、慣わし(自由回答の一部を抜粋)
<年越しについて>
    ○大晦日の年越しのお祝いは、おせち料理を食べる(北海道)
    ○年越しは、沖縄そばを食べる(沖縄県)
<おせち料理を供える場所について>
    ○神棚にお供えする、神棚を拝む(北海道、宮城県)
    ○仏壇にお供えする、仏壇を拝む(北海道、沖縄県)
<おせち等、お正月の食事について>
    ○ナメタガレイの煮つけを食べる(宮城県)
    ○三が日はお肉を食べない、豚肉・牛肉を使わない(宮城県)
    ○かぶら寿司を食べる(石川県)
    ○「辻占」という占い入りのお菓子を食べる(石川県)
    ○おせちの黒豆は、年齢の数だけ食べる(石川県、島根県)
    ○皿鉢料理を食べる(高知県)
    ○鰤(ぶり)を食べる(徳島県、福岡県)
    ○がめ煮を食べる(福岡県)
    ○鰯(いわし)を食べる(福岡県)
<お雑煮について>
    ○ハゼを入れる(宮城県)
    ○もち菜を入れる(愛知県)
    ○小豆雑煮を食べる(島根県)
    ○お雑煮は餅と海苔のみ(島根県)
    ○かつを菜を入れる(福岡県)
    ○アゴでだしをとる(島根県、福岡県)
大晦日の夜に、年越しのお祝いをする習慣がありますか?(全体)
大晦日の夜のお祝い料理は何ですか?(全体)
今年の年末年始の予定を教えて下さい(全体)
昨年と比べた年末年始の支出金額はいかがですか?
※「増える(「大いに増える」+「多少増える」)」の割合
      全体:43.0%   20代:54.3%   30代:44.8%
      40代:36.4%   50代以上:38.7%
   「減る(「多少減る」+「減少する」)」の割合
      全体: 7.6%   20代: 7.6%   30代: 7.2%
      40代: 8.5%   50代以上: 7.1%
(11都道府県)
北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、高知県、福岡県、沖縄県
調査実施先:(株)紀文食品