第13回 新成人意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2007/12/19~2007/12/21
  • 調査対象
  • 2008年1月に成人式を迎える全国の独身男女(1987年4月2日~1988年4月1日生まれ) 800人(男女 各400人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(1より続く)現在交際相手がいる新成人に、その相手との結婚意向を問うと48.9%が「結婚したい」と回答。交際相手がいる割合も交際相手と結婚を考えている割合も男性より女性の方が高かった。結婚したい理由を結婚の意志を持つ新成人に尋ねた。すると、「愛する人と一緒にいたい」60.0%と「子供など家族が欲しい」53.7%の2つが多かった。周囲から受ける結婚のイメージは「結婚生活に対するイメージは僅かながらも持っている」が56.4%。最も身近な両親をみて「両親のような夫婦になりたい」30.6%、「結婚はいいなと思う」29.6%が3割となった。恋愛についての考えは「重要である」56.4%との回答が最も多かったが、一方で、「今の自分は異性との交際に積極的ではない」47.4%も過半数に迫る。女性は「交際相手に束縛されたくない」53.3%が半数を超え、「交際相手の浮気は許せない」(女性40.5%、男性28.0%)も4割と、男女差が顕著に表れた。結婚相手に求めるのは男女共に「一緒にいると安心感を与えてくれる」「自分とフィーリングがあう」「気軽にお喋りができる」が上位3位で、いずれの項目も女性の数値は男性を上回っている。新成人は現時点で、結婚をどのように捉えているのだろうか?「結婚するなら恋愛を経てしたい」が82.6%と高率で、恋愛結婚へのこだわりの強さが窺える。「結婚する事にメリットを感じない」を否定する割合は61.6%と、今年の新成人には結婚を否定する意識は少なそう。結婚後の生活については2人に1人が「何よりも家庭を第一に考えたい」49.6%を挙げ、家族思い?の様子が窺える。子供についての意見を上げてもらうと、「子供を守るのは親の責任だ」「子供が小さいうちは絶対離婚すべきではない」「子供のためならできる限りの事をしたい」などが上位に。子供に愛情を注ぎたいと考える傾向が垣間見える。

調査結果

前頁より続く
その交際相手との結婚を考えていますか?(「現在、交際相手がいる」と回答した新成人) (単位:%)
現在、交際相手がいる、いないに関わらず、新成人の78.7%が「はやく」または「いずれは」結婚したいと考え(男性77.5%、女性80.1%)、「結婚はしたくない」との回答は21.3%でした(男性22.5%、女性20.0%)。
結婚したい理由は何ですか?(結婚の意志を持つ新成人) (単位:%)
全体男性女性
1愛する人と一緒にいたい60.056.163.8
2子供など家族が欲しい53.747.759.4
3一人だと寂しい39.740.039.4
4年をとってから寂しいと思う33.525.141.6
5結婚は憧れだから26.719.433.8
周囲から受ける結婚のイメージはどのようなものですか?(結婚の意志を持つ新成人:全体) (単位:%)
恋愛についてどのように考えていますか? (単位:%)
全体男性女性
1恋愛は重要である56.455.857.0
2今の自分は異性との交際に積極的ではない47.448.046.8
3交際相手に束縛されたくない44.836.353.3
4恋愛と結婚は別だと思う37.836.838.8
5交際相手の浮気は許せない34.328.040.5
結婚相手に求める事は何ですか?(結婚の意志を持つ新成人) (単位:%)
全体男性女性
1一緒にいると安心感を与えてくれる79.273.285.0
2自分とフィーリングが合う62.954.570.9
3気軽にお喋りができる57.153.560.6
4自分の事を一番好きでいてくれる54.846.163.1
5自分を楽しませてくれる47.139.454.7
現時点で、結婚をどのように捉えていますか?(全体) (単位:%)
結婚後の生活についてどのように考えていますか?(全体) (単位:%)
子供についてのご意見をどうぞ(「はい」の割合の多かった項目) (単位:%)
全体男性女性
1子供を守るのは親の責任だ86.683.090.3
2子供を産み、育てるには経済的負担が大きい78.572.384.8
3子供が小さいうちは絶対離婚すべきではない74.376.072.5
4子供のためならできる限りの事をしたい69.668.371.0
5育児は夫婦で分担してするのが当然だ69.067.570.5
調査実施先:(株)オーネット