2008年の新成人にアンケート「時」の意識に関する調査

  • 調査期間
  • 2007/10/下旬
  • 調査対象
  • 2008年に新成人となる全国の男女516人(男女各258人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

セイコーホールディングス(株)は、2008年に成人式を迎える新成人の男女を対象に、「時」に関するアンケート調査を実施した。それによると、社会に出て必要だと思うものの第1位は男女問わず「洞察(空気読)力」17.1%。2位はストレス過多になりがちな社会人への心境か「忍耐力」10.9%で、特に女性で多く見受けられた。将来に向けての自分磨きは「語学・資格取得」37.4%が1位、次いで「人脈作り・友達付き合い」16.1%と、仲間を大切にする新成人の意識がわかる結果になった。また、勤勉さの表れか「読書」13.2%が3位に。新成人が考える増やすべき時間は「勉強時間」39.3%が圧倒的に多く、次位以下の「睡眠時間」18.6%や「新聞や本を読む時間」6.4%を大きくリード。一方、減らすべき時間は「暇な時間」18.6%、「PCを使う時間」17.4%、「睡眠時間」17.2%などが上位に挙げられ、無駄な時間をなくして、時間を有意義に使い、将来に向けて勉学に勤しむ姿が窺える。20代の今の1日を預けて、将来1日だけ20代に戻れるとしたら、何歳のときに戻りたいか?の設問に最も多かったのは「60歳代」27.9%で、次いで丁度20歳の2倍にあたる「40歳代」20.0%が2位となった。その1日はどのように使う?「友達と騒いで遊ぶ」23.8%が最も多く、次いで男性は「目一杯体を動かす」、女性は「恋愛する」との回答。全体的に男性は「過去を振り返りたい」「後悔した事をやり直す」など“自省型”の回答が多く見られた。今最も輝いている「時の人」は?男性部門第1位は“おっぱっぴー”“そんなの関係ねぇ”の「小島よしおさん」、女性部門では試写会での“別に…”発言から涙の謝罪会見が話題となり、お騒がせ?な「沢尻エリカさん」となった。

調査結果

貴方が社会に出て必要だと思うものは? (単位:%)
総 計男 性女 性
1洞察(空気読)力17.117.416.7
2忍耐力10.98.513.2
3適応力8.911.26.6
3判断力8.98.19.7
5脱力8.17.09.3
6行動力5.24.75.8
6協調力5.25.05.4
将来に向けて自分を磨くために今一番力を入れている事は? (単位:%)
総 計男 性女 性
1語学・資格取得37.439.934.9
2人脈作り・友達付き合い16.117.414.7
3読書13.214.312.0
4美術・音楽等の芸術10.97.414.3
5おしゃれ・エステ9.13.914.3
貴方が増やすべきと思う時間、減らすべきと思う時間は?
<増やすべき時間> (単位:%)
総 計男 性女 性
1勉強時間39.343.834.9
2睡眠時間18.617.819.4
3新聞や本を読む時間6.45.47.4
4ゆとりの時間5.45.45.4
5運動する時間4.84.35.4
<減らすべき時間> (単位:%)
総 計男 性女 性
1暇な時間18.620.217.1
2PCを使う(ネットサーフィン時間)17.418.216.7
3睡眠時間17.215.519.0
4テレビを観る時間7.67.87.4
5通勤・通学時間6.25.07.4
将来、1日だけ20歳に戻れるとしたら何歳の時? (単位:%)
総 計男 性女 性
160歳代27.928.727.1
240歳代20.017.422.5
350歳代14.515.114.0
430歳代12.212.012.4
580歳代10.59.311.6
620歳代6.66.27.0
(上記に挙げたその1日を)どのように使いたいですか? (単位:%)
総 計男 性女 性
1友達と騒いで遊ぶ23.823.624.0
2目一杯体を動かす10.714.07.4
3恋愛する8.17.09.3
4過去を振り返る6.69.33.9
5当時の友達に会ったり、学校に行く6.03.98.1
6のんびり過ごす4.35.03.5
今最も輝いている「時の人」は誰ですか?
<男性部門> (単位:%)
総 計男 性女 性
1小島よしお14.116.312.0
2亀田親子14.016.711.2
3小栗旬8.11.914.3
4ダルビッシュ有7.99.76.2
5内藤大助6.88.94.7
<女性部門> (単位:%)
総 計男 性女 性
1沢尻エリカ15.917.114.7
2青木さやか10.914.07.8
3長澤まさみ10.79.312.0
4新垣結衣5.82.78.9
5柳原可奈子3.73.93.5
※ 敬称略
調査実施先:セイコーホールディングス(株)