確かにその通りだと納得することわざ・慣用句に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2007/10/24~2007/10/31
  • 調査対象
  • 全国の実施先モニター会員男女 6,537人(男性2,561人、女性3,976人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

昔から伝わることわざや慣用句の中には、確かにその通りだと納得できるものもあれば、実際に当たっていないと感じるものもある。そこで、ことわざ・慣用句についてアンケートを行なった。最初に、“確かにその通りだ”と納得することわざ・慣用句をひとつ挙げてもらったところ、最も多くの回答を集めたのは「急がば回れ」だった。「急いては事をし損じる」も32位にランクインしており、“慌ててはいけない(と分かっていても慌ててしまう)”と実感している人が多いようだ。7位の「早起きは三文の徳」や9位の「時は金なり」など、時間の使い方に関することわざ・慣用句も上位に。時間を効率的に使いたい、という願いは今も昔も変わらないのかもしれない。一方、男女で支持率が異なることわざ・慣用句もある。男性では「人間万事寒翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま:人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ)」「継続は力なり」などが上位に挙げられているのに対し、女性では「ちりも積もれば山となる」「笑う門には福来たる」などが目立つのが両者の特徴だった。(2へ続く)。

調査結果

ことわざ・慣用句の中で、貴方が“確かにその通りだ”と納得するものは?
<全体> (単位:人)
1急がば回れ249
2二度あることは三度ある185
3猿も木から落ちる175
4情けは人のためならず159
5二兎を追う者は一兎をも得ず134
6石の上にも三年129
7人の振り見て我が振り直せ90
早起きは三文の徳
9時は金なり76
10後悔先に立たず74
11百聞は一見にしかず72
12ちりも積もれば山となる70
13人間万事寒翁が馬69
14因果応報66
15一期一会61
16三つ子の魂百まで59
17継続は力なり58
18楽あれば苦あり56
19犬も歩けば棒に当たる55
20覆水盆に返らず54
21笑う門には福来たる50
22馬の耳に念仏47
23為せば成る46
弘法も筆の誤り
出る杭は打たれる
26能ある鷹は爪を隠す42
備えあれば憂いなし
28類は友を呼ぶ41
29論より証拠37
30朱に交われば赤くなる35
<男性> (単位:人)
1急がば回れ100
2二度あることは三度ある77
3猿も木から落ちる54
4情けは人のためならず49
5石の上にも三年42
6人間万事寒翁が馬33
7百聞は一見にしかず30
8犬も歩けば棒に当たる29
後悔先に立たず
10二兎を追う者は一兎をも得ず28
11時は金なり26
12人の振り見て我が振り直せ25
13因果応報23
継続は力なり
早起きは三文の徳
<女性> (単位:人)
1急がば回れ149
2猿も木から落ちる121
3情けは人のためならず110
4二度あることは三度ある108
5二兎を追う者は一兎をも得ず106
6石の上にも三年87
7早起きは三文の徳67
8人の振り見て我が振り直せ65
9ちりも積もれば山となる56
10時は金なり50
11後悔先に立たず45
笑う門には福来たる
13覆水盆に返らず44
14因果応報43
三つ子の魂百まで
調査実施先:インターワイヤード(株)