明治安田生命 震災に関するアンケート調査

  • 調査期間
  • 2007/08/17~2007/08/20
  • 調査対象
  • 全国の20歳~59歳の男女 1,211人(男性599人、女性612人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

全国の20歳から59歳の男女を対象に震災に関するアンケート調査を実施した。すると、67.1%もの人が地震や台風などの自然災害に対して不安を感じており(「とても感じている」15.7%+「やや感じている」51.4%)、特に男性61.6%よりも女性72.4%でその傾向が強かった。不安に感じる自然災害第1位は“地震”で、「とても不安」41.3%と「やや不安」42.4%を合わせて83.7%もの人が不安に感じている。そして近い将来の大地震の可能性について、「自分の地域では発生しないと思う」は僅か8.2%で、91.8%が「将来、大地震が発生する」と考えており、4人に1人が「5年以内の大地震が発生する」23.1%と回答、喫緊の不安として感じている。予期が困難で突然襲ってくる大地震―震災時に一番心配な事は「家族の安否」が81.9%と、何よりも家族を心配する家族思いの姿が明らかになった。また、震災が起きて頼りにする際も「家族」が81.5%と最も高く、次位以下の「隣り近所の人」33.7%や「消防機関」31.8%を大きく引き離している。突然の大地震!冷静な行動が不可欠である。そこで、第一に優先する行動は?ここでも家族思いの姿が明らかになった。「家族の安否の確認」87.9%が最も多く、「身の回りの貴重品収集」65.2%、「食料と水の確保」51.4%が続く。震災対策としてしている事は「防災グッズの準備」29.1%、「避難場所/ルートの確保」15.0%、「貴重品をすぐに持ち出せるように準備している」14.7%などが上位に挙げられているが、「特に何もしていない」48.5%という人が半数近くを占めている。震災特に持って逃げたいものトップ3は「現金/預金通帳/印鑑/カード」78.7%、「携帯電話」61.1%、「水」32.5%という順であった。

調査結果

地震や台風などの自然災害に対して、不安を感じていますか? (単位:%)
不安に感じる自然災害(全体) (単位:%)
近い将来、自分の居住している地域に大地震が発生すると思いますか?(全体) (単位:%)
震災時に心配なことは何ですか?(全体) (単位:%)
震災が起きた時、誰を頼りにしますか?(全体) (単位:%)
自宅で大地震が起きた後、優先する行動は何ですか?(全体) (単位:%)
震災対策として何をしていますか?(全体) (単位:%)
震災時に持って逃げたいもの(全体) (単位:%)
調査実施先:明治安田生命保険相互会社