幼児の食生活と朝食に関する調査 |
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調査結果の概要
食育支援活動の一環として、カゴメ(株)が全国の幼児・児童を持つ保護者を対象に実施した標記テーマの調査によると、「朝食を毎日必ず食べる」と回答した保護者は96.2%で、子供の朝食欠食率は極めて低かった。「食べない日がある」と回答した保護者に理由を尋ねると、4人に1人の割合で「朝起きない~寝坊」25.7%を挙げた。朝食で重視している事は、「とにかく何かを食べる事」が31.5%を占め、「栄養のバランス」20.2%を大きく上回っている。朝食として比較的簡単で、出現頻度が高い(「よく食べる」+「時々食べる」の割合の高いもの)と思われるメニューを見ると、“牛乳”と“手作りのおにぎり”の2つが抜きん出ている。子供が好きな朝食メニューは「パン」「トースト」「サンドイッチ」といったパン類、和食では「おにぎり」「納豆」に人気が集まった。朝食時に食の躾として声をかけている事を聞くと、「よく噛んで食べる/ゆっくり食べる」「姿勢を良く/正面を向いて/肘をつかない/行儀/マナーetc.」と慌しい朝の時間がない中でも“咀嚼”と“食事中のマナー”に関する事に多くの回答が寄せられた。朝食について困っている事では「食べるのが遅い/ダラダラと食べる/食べ始めるまでに時間がかかる」16.8%が最も多く、これに「いつも同じメニューになってしまう」10.4%、「日によって食べる量にムラがある」9.7%が続いた。
調査結果
調査実施先:カゴメ(株)