定年退職後または60歳以降の理想的な生活に関する意識調査(1) |
|
|
調査結果の概要
首都圏在住の30歳から69歳の男女を対象に標記テーマのアンケート調査を実施した。最初に、定年退職後或いは60歳以降の理想的な生活のために、住居費や光熱費を除いた1ヶ月に必要だと思う金額を尋ねると、「20~25万円未満」26.9%という層が最も多く、平均「21.58万円」であった。現在準備している事では「老後資金の準備」54.4%、「なるべく趣味を増やす」41.6%、「夫婦のコミュニケーションを増やす」33.6%が上位に挙げられ、始めた年齢は「50代から」37.1%という人が多い。平均年齢は「43.47歳」であった。実際には出来なかった/しなかったが、定年退職前或いは60歳前にしておけばよかったと思う事は「なるべく趣味を増やす」42.7%が「老後資金の準備」36.8%を上回る結果となった。自分自身の老後だと思う年齢は、2人に1人が「60代から」50.0%と認識しており、平均すると「66.76歳」であった。実年齢とは関係なく、気持ちの上で現在何歳位だと思いますか?との問いに最も多かったのは「50代」33.6%で、これに「30代」23.4%、「40代」23.1%が続く。老後のイメージを漢字一文字で表すと、老後が楽しみ?第1位は「楽」で、2位以下の「忍」や「静」を大きく引き離しており、理想的な生活を送るための住まい(住環境)で重視する点は、健康が気がかりか?「医療機関が近い」84.5%が1位であった(2に続く)。