第3回心臓に関する意識アンケート調査

  • 調査期間
  • 2007/07
  • 調査対象
  • 全国の20代~70代の男女 1,200人(男女各セグメント 100人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

50代男性のおよそ6割が自分はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、以降メタボと称す)だと思っているが、ウェスト周囲を実際に測った事のある人は3割に留まっている事がジョンソン・エンド・ジョンソン(株)の調査で明らかになった。最初に三大疾患(がん、心筋梗塞、脳卒中)のうち、一番関心のある疾病について尋ねたところ、最も多かったのは「がん」。メタボに一番関心が深い「心筋梗塞」が昨年3位から順位を上げ、2位となっている。自分がメタボだと思っている人の割合は全体で31.2%、女性24.3%よりも男性38.0%で多く、男女・年代別で見ると、50代男性の57.0%という数値が際立って高くなっている。「メタボを知らない」人は5.8%で、関心の高さを窺わせる結果となった。その一方で、メタボの診断基準のひとつであるウェスト周囲を実際に計測した事のある人は全体で25.0%(自分の目でメタボである事を確認するのを恐れているのかも)。男性では3人に1人の割合(29.1%)だったのに対して、女性の場合、5人に1人(21.0%)とあまり多くなかった。50代の男性については、6割がメタボの自覚があるものの、“実測”する人は34.0%に過ぎなかった。心筋梗塞への関心度は高まりつつも、心臓に圧迫感や動悸などを感じた時に病院に「行った」人は26.0%で、7割以上が「行かなかった」と回答。その理由としておよそ半数が「心臓病だとは思わないから」49.5%を挙げており、また「病院に行くのが面倒だから」40.1%という人も4割おり、心臓検査への抵抗感や心臓病への危機感の依存が低い事が窺える調査となった。

調査結果

三大疾患のうち、一番関心があるのはどれですか?(全体) (単位:%)
メタボリックシンドロームと聞いて、自分もそうだと思いますか?(全体) (単位:%)
メタボリックシンドロームが気になって、実際に計測した事はありますか?(n=1,131) (単位:%)
心臓に圧迫感や動悸などを感じた時、病院に検査に行きましたか?(n=516) (単位:%)
行かなかった理由は?(上記設問で「行かなかった」と回答した人) (単位:%)
調査実施先:ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)