日本人女性の海外旅行実態調査 |
|
|
調査結果の概要
JTBグループの広告会社、(株)ジェイ・アイ・シーの運営する「旅の販促研究所」が日本人女性の海外旅行実態調査を行った結果、旅行に行こうと思ったきっかけになった情報源は「テレビ番組」41.3%が最も多く、旅行先を選ぶ際には「旅行ガイドブック」39.4%や「旅行会社のパンフレット」31.3%、「旅行雑誌」24.6%などが重視されている。詳細を決める段階になると「旅行ガイドブック」46.6%をはじめ、「ホームページ」の活用度が高まる。行きたい国・地域は「イタリア」がトップ、次いで「フランス」「オーストラリア」が続いた。旅行に対する意識・行動のタイプを分析した結果、6つのパターンに分かれるという。全体的に女性の海外旅行者に多いのは、のんびり過ごす「マイペース型」20.7%と海外旅行に対して「ノンポリシー型」20.4%で、各々が約2割に上った。旅行目的は「自然・景観観光」48.5%が半数近くを占め、「ショッピング」40.5%や「名所・旧跡観光」39.8%などが上位に挙げられた。
調査結果
- 旅行に対する意識・行動のタイプ(全体) (単位:%)
- <旅行意識・行動の特徴/旅行実態>
- (1)マイペース型
○特定の方面でゆっくりたのしみたい
○旅行は日常を離れてのんびり過ごすもの
○治安・安全性、宿泊施設のグレード・立地、航空会社等を重視
(2)ノンポリシー型
○海外旅行に対してそれほど積極的でない
○旅行頻度はクラスター中最も低い
(3)格安パック型
○価格志向
○できるだけ行った事のない色々な方面を旅行したい
○出発日・時間、旅行日数、見所の多さ等を特に重視
(4)セルフプラン型
○できるだけ行った事のない色々な方面を旅行したい
○パッケージではなく自分で企画する事が多く、格安航空券もよく利用する
○ひとり旅も多い
(5)フォロワー型
○気の合った仲間と一緒に旅行しているが、情報収集や企画は他人任せ
○友人・知人との旅行だけでなく、兄弟姉妹との旅行も多い
(6)トラベルリーダー型
○旅行好きで日頃から積極的に仲間よりも早く情報収集
○自分の意見で旅行が決まる
○周りからアドバイスを求められる
○旅行頻度はクラスター中トップ - 旅行目的について(全体) (単位:%)
調査実施先:(株)ジェイ・アイ・シー「旅の販促研究所」