「男の曲がり角」意識調査 |
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調査結果の概要
“男の曲がり角”は34.7歳―。ライオン生活者行動研究所がまとめた意識調査によるとビジネスマンが衰えを感じ始める時期は30代半ばという意識が一般的である事がわかった。“曲がり角”の判断ポイントとしては「疲れやすくなってくる」「おなかが出てくる」「髪が薄くなってくる」「物事に対する姿勢が攻めから守りの姿勢になってくる」などに集中している。回答を寄せたビジネスマンの8割半ばが“男の曲がり角”を「感じたことがある(「よくある」15.6%+「時々ある」42.9%+「たまにある」26.2%)」と答え、20代でも71.4%に上る。このような状況を踏まえて、“男の曲がり角”に負けないために、男を磨く必要性を感じているビジネスマンは85.4%であった。OLに、会社の男性社員は男を磨いていると思うか?を問うと…かなり手厳しく、「思わない(「あまり思わない」53.7%を含む)」が72.7%という結果になった。また、男性社員の外見が年齢より老けて見えると思う判断基準を聞くと、「おなか」60.0%や「身だしなみ」57.0%、「白髪」49.7%、「髪の毛の量が少ない」47.7%などを挙げている。男性社員に対し、“男を磨いていない”と厳しい視線を向けるOL。しかし、“男は30代から”という言葉に賛同するOLは89.3%に達しており、30代以降の“磨かれた”男性に対する期待の高さが窺える(OLにとって、男が一番格好良く見える年齢は33.2歳―男性の30代は“男の曲がり角”でもあるが、磨きようによっては最も輝ける年代とも言えようか)。“男の曲がり角”に負けない磨かれた男としてOLが重視するのは「身だしなみ」88.7%と「清潔感」86.0%、さらに「自己管理できる事」も条件であった。