4カ国のビジネスパーソンに聞く時間の感覚に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2007/04/27~2007/05/15
  • 調査対象
  • 東京、ニューヨーク、ベルリン、北京のビジネスパーソン 400人(各都市100人 男性50人、女性50人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

カシオ計算機(株)では、世界5局(日本2局、欧州2局・米国)の標準電波を受信して正確な時刻を表示する、独自の“マルチバンド5”機能にちなみ、東京、ニューヨーク、ベルリン、北京のビジネスパーソンの時間の感覚についてインターネット調査を実施した。それによると、時計の時間が「正確でないと気がすまない」人の割合は日本と中国は43%、米国は69%、ドイツは64%と高く、平均で54.8%の人が時計に正確さを求めている。「少しの狂いなら許せる」という人でさえ「2分」が限度のようだ。待ち合わせに関する設問で、恋人との待ち合わせの場合、中国の95%を筆頭に、世界平均で9割近くが“時間に遅れずに着く(「10分以上早く」+「5分位早く」+「時間丁度に」)”と答えた。しかし、友人となると「待たせない(遅れない)」はかなり減って、平均52%の人が“相手を待たせても構わない”という回答に。1日24時間に足して増やしたい時間帯は、日本は夜遅めに集中しており、米国やドイツに比べてオフタイムが不足していると思われる。“時は金なり”各国の1時間の価値はおよそ、日本9,200円、米国39,000円、ドイツ43,000円、中国9,700円となり、世界平均で25,000円。アジア2カ国より欧米2カ国の人の方が、自分の時間は貴重と考えているようだ。時計全般に関する調査結果を見ると、4カ国平均の所有本数は「2.5本」。ドイツでは「4本以上」所有している人が21%と、時計自体への関心が非常に高い事が窺える。また、電波時計の認知度はドイツが最も高く97%。実際に使ってみたいと答えた人は、中国が96.8%と最も高く、4カ国の平均も79.6%と非常に高い数値を示した。

調査結果

時計の時間の狂いは何分まで許せますか? (単位:%)
何分まで許せますか?(「少しなら許せる」との回答者) (単位:%)
日本米国ドイツ中国
30秒1.8
1分24.44.227.3
2分29.337.520.736.4
3分14.633.324.112.7
5分24.425.034.521.8
10分2.417.2
11分3.4
20分2.4
30分2.4
最小値1分1分2分30秒
最大値30分5分11分5分
平均3分57秒3分2秒5分2分29秒
恋人との待ち合わせをしている時、時間丁度に着きますか? (単位:%)
友人との待ち合わせで、何分までなら待たせてもよいと思いますか? (単位:%)
1日(24時間)の時間を増やせるとしたら、あと何時間欲しいですか?また、増やせるとしたら、どの時間帯を増やしたいですか? (単位:%)
“時は金なり”と言いますが、貴方にとっての1時間はいくらですか?
日本米国ドイツ中国
現地通貨9,193円327ドル263ユーロ649元
円換算9,193円39,240円42,869円9,735円
※上段は現地通貨における平均金額。下段は、1ドル120円/1ユーロ163円/1元15円(5/15現在)で日本円に換算した平均金額。
貴方は腕時計を何本所有していますか? (単位:%)
貴方は電波時計を知っていますか?/使ってみたいですか? (単位:%)
認知度使用意向
YESNOYESNO
日本722884.615.4
米国287264.635.4
ドイツ97372.327.7
中国703096.83.2
調査実施先:カシオ計算機(株)