4カ国のビジネスパーソンに聞く時間の感覚に関する意識調査 |
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調査結果の概要
カシオ計算機(株)では、世界5局(日本2局、欧州2局・米国)の標準電波を受信して正確な時刻を表示する、独自の“マルチバンド5”機能にちなみ、東京、ニューヨーク、ベルリン、北京のビジネスパーソンの時間の感覚についてインターネット調査を実施した。それによると、時計の時間が「正確でないと気がすまない」人の割合は日本と中国は43%、米国は69%、ドイツは64%と高く、平均で54.8%の人が時計に正確さを求めている。「少しの狂いなら許せる」という人でさえ「2分」が限度のようだ。待ち合わせに関する設問で、恋人との待ち合わせの場合、中国の95%を筆頭に、世界平均で9割近くが“時間に遅れずに着く(「10分以上早く」+「5分位早く」+「時間丁度に」)”と答えた。しかし、友人となると「待たせない(遅れない)」はかなり減って、平均52%の人が“相手を待たせても構わない”という回答に。1日24時間に足して増やしたい時間帯は、日本は夜遅めに集中しており、米国やドイツに比べてオフタイムが不足していると思われる。“時は金なり”各国の1時間の価値はおよそ、日本9,200円、米国39,000円、ドイツ43,000円、中国9,700円となり、世界平均で25,000円。アジア2カ国より欧米2カ国の人の方が、自分の時間は貴重と考えているようだ。時計全般に関する調査結果を見ると、4カ国平均の所有本数は「2.5本」。ドイツでは「4本以上」所有している人が21%と、時計自体への関心が非常に高い事が窺える。また、電波時計の認知度はドイツが最も高く97%。実際に使ってみたいと答えた人は、中国が96.8%と最も高く、4カ国の平均も79.6%と非常に高い数値を示した。
調査結果
- 時計の時間の狂いは何分まで許せますか? (単位:%)
- 何分まで許せますか?(「少しなら許せる」との回答者) (単位:%)
日本 米国 ドイツ 中国 30秒 ― ― ― 1.8 1分 24.4 4.2 ― 27.3 2分 29.3 37.5 20.7 36.4 3分 14.6 33.3 24.1 12.7 5分 24.4 25.0 34.5 21.8 10分 2.4 ― 17.2 ― 11分 ― ― 3.4 ― 20分 2.4 ― ― ― 30分 2.4 ― ― ― 最小値 1分 1分 2分 30秒 最大値 30分 5分 11分 5分 平均 3分57秒 3分2秒 5分 2分29秒 - 恋人との待ち合わせをしている時、時間丁度に着きますか? (単位:%)
- 友人との待ち合わせで、何分までなら待たせてもよいと思いますか? (単位:%)
- 1日(24時間)の時間を増やせるとしたら、あと何時間欲しいですか?また、増やせるとしたら、どの時間帯を増やしたいですか? (単位:%)