時間のイメージ2007~時間の過ごし方 |
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調査結果の概要
何かと比較されることが多い関東(東京)と関西(大阪)。同じ日本にありながら、ファッションやグルメ、文化など様々な側面で異なる感覚を示すことの多い両者ゆえ、時間感覚についても例外ではないはず。そこで、東京・大阪の具体的な時間感覚の違いについて調査してみると…時間管理は、得意派が東京は44.6%、大阪は40.0%と、東京に軍配が挙がった。待ち合わせ相手から“遅れる”と連絡があった場合、待ち合わせ場所で「20分以上」待つという回答は、東京で51.1%、大阪で57.2%と、大阪の人の方が辛抱強く待つことがわかった。電話やバスなどの交通機関の遅れにつき、イライラせずに待てる時間は電車の場合、東京59.0%・大阪61.5%ともに約6割が「5分以内」と回答。“一度は行きたい”と思っていたレストランで注文後料理が運ばれてくるまで気持ち良く待てる時間は?東京では「30分以内」と、気長に待てる人が12.1%で、大阪の2.8%に比べ非常に多く、一方で、「10分以内」は、大阪の34.7%に対し、東京は24.7%に留まり10ポイントも多いという結果に。では、“早い!”が基本のファーストフードではどうか?注文まで何分以内なら並ぶか?との設問の男性の回答によると、東京で「1分以内」が18.1%であるのに対し、大阪は2.9%に留まり、多少並ぶくらいは我慢できる大阪人という、先のレストランの待ち時間とは反対の結果になった。ビジネス電話の折り返しは「5分以内(1分以内含む)」が東京64.9%・大阪61.9%ともに6割を超えた。日常生活の中で減らしたい/増やしたい時間を全体で見ると、減らしたい時間第1位は「仕事」で、増やしたい時間は「睡眠・休息」だった。