新社会人の喫煙意識調査 |
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調査結果の概要
新社会人の約9割はタバコを吸わず、喫煙する会社員に抱くイメージは良くない事がジョンソン・エンド・ジョンソン(株)のインターネット調査でわかった。「喫煙した事がない」人は75.8%(理由のトップは「身体に悪い」で65.2%)、「吸っていてやめた」人は12.2%、習慣的に喫煙している人は12.0%であった。タバコの効用/害についての回答を見ると、効用より害を挙げる人が多く、「自分の健康を害する」94.2%はもとより、「周りの人の健康を害する」89.8%と受動喫煙による健康被害を懸念する声も目立った。喫煙するサラリーマンとOLのイメージでは、ともに「ストレスが多い」が4割以上で最多、さらに「自分勝手」や「だらしない」が上位を占めたが、サラリーマンでは「男っぽい」「仕事ができる」も比較的多かった。新社会人のオフィスについて、完全分煙環境(「喫煙スペースがあり、そこでしか喫煙できない」35.2%+「禁煙/喫煙スペースが完全に分かれた分煙」22.4%)は57.6%、全面禁煙環境(「社内は全面禁煙」22.2%+「勤務時間中はどこにいても禁煙しなくてはならない」6.4%+「社屋内外ともに全面禁煙」3.2%)は31.8%という結果に。また、新社会人自身、「喫煙スペースを設けて、そこでのみ喫煙可能とすべき」40.2%、「職場は全面禁煙にすべき」33.8%と考えており、社員の禁煙志向と企業の取り組みが合致している様子が窺える。禁煙をサポートするグッズやサプリメントが市販されているが、最も知られていたのは「ニコチンガム」84.0%であった。