親子のふれあい時間アンケート

調査結果の概要

小学生の子供を持つ共働き夫婦を対象に、親子のふれあい時間に関するアンケートを実施した。まず、一日のうちで、親子一緒に過ごす時間は、平日は「３時間程度」22.0％、休日は「６時間以上」79.0％という層が最多で、平均時間は各々「３時間19分」、「５時間31分」という結果であった。会話時間（平均）を父親と母親で比較すると、平日においては母親は父親の２倍、休日でも1.2倍の差が出た。子供との会話の話題は？…父親が男子＝息子と話す時は「ゲームなど遊び」が圧倒的に多く、話し相手が女子＝娘の場合では「友達の事」がトップだった。一方、母親が息子や娘と話す事は「友達の事」や「学校行事」「先生の事」など、父親と話題の内容に大きな違いが見られた。子供に対する生活指導時間（平均）を見ると、“父親から息子へ（34分）／娘へ（28分）”“母親から息子へ（54分）／娘へ（53分）”との結果より、母親が中心となって、女子よりも男子に時間をかけているという様子が窺える。このことに関連してか、悩みの相談についても同じような傾向で、小学生の生活指導、悩みの相談は母親中心、男子に比重が置かれていると言えそうだ。

調査結果