東西の主婦に聞く賞味・消費期限と食品の見極め調査

  • 調査期間
  • 2007/04/05~2007/04/10
  • 調査対象
  • 首都圏・関西圏に在住する30歳~59歳の既婚女性 479人(首都圏237人、関西圏242人)
  • 調査方法
  • FAX調査

調査結果の概要

食の安全安心への意識が高まっている今日、企業の社会的責任は勿論の事、各家庭での安心安全管理は?首都圏と関西圏の主婦に尋ねると…この1年間で、その食品業界の安全・安心に対する関心が「高くなった(「かなり高くなった」14.4%を含む)という主婦は70.8%に達する。食品の安全安心に欠かせない“賞味期限”“消費期限”については殆どの主婦が認知しており、両者の違いについても「よく知っている」が31.1%、「大体知っている」が62.0%だった。実際に、毎日の買い物でも、賞味期限・消費期限を気にしている主婦は多く、肉や魚などの「生鮮食品」では99.6%、卵や牛乳、納豆などの「デイリー食品」では99.2%が日付を「気にする」と回答している。しかし、賞味・消費期限が切れた食品について「食べない」20.7%主婦は2割ほどで、8割は「多少機嫌が切れていても食べる」79.3%との事。理由として「調理方法を工夫すれば大丈夫」「もったいない」「自分で味や匂いを確認して判断するから」など、機転でやり繰りしている様子で、厳密に期限の日付に左右される人は少数派。いつまで食べるか?時間が経った食品の見極めに自信が「ある」と答えた主婦は66.0%で、「ない」主婦の約2倍。期限切れの食品はどの食品でも「家族全員で」食べるケースが多い。その一方で、自分の判断を信じて、主婦が一人で食べる様子も見える(2割~3割)。

調査結果

この1年間の食品業界の安全・安心に対する関心度の変化(全体) (単位:%)
“賞味期限”“消費期限”の認知度(全体) (単位:%)
“賞味期限”“消費期限”の違いの認知度 (単位:%)
食品購入時の賞味・消費期限へのこだわり(「気にする」+「やや気にする」の割合の合計:全体) (単位:%)
賞味・消費期限切れ食品の飲食実態(全体) (単位:%)
食べる理由(上記設問に「食べる」と回答した主婦) (単位:%)
いつまで食べるか?時間が経った食品を見極める自信の有無(全体) (単位:%)
家族の中で、期限切れ食品を食べるのはどなたですか?(全体) (単位:%)
家族全員で自分で夫に食べさせる誰にも食べさせない
生鮮食品53.421.74.623.8
デイリー食品47.630.38.620.0
加工食品78.312.33.59.0
酒・飲料60.321.314.011.5
お菓子59.126.94.611.7
調査実施先:(株)ミツカングループ本社