高校生の意欲に関する調査(1) |
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調査結果の概要
(財)日本青少年研究所が日米中韓4カ国の高校生にアンケート調査を実施した。“意欲”に関する項目を設けて、「是非そうしたい(若いうちに、これだけはやっておきたい)」という回答割合を比較すると…<一生つきあえる友人を得たい>については、日本と韓国で多く、米国で低くなっている。<将来、役に立つ技術や資格を身につけたい>を見ると、米国の数値の高さが際立っており、日本を20ポイント離している。<他人と違う事をしたい>でも、米国は日中韓を12~18ポイント上回り、チャレンジ精神旺盛で個性が豊かというアメリカの高校生の姿が窺えた。<高い学歴を得たい>は受験勉強を重視する中国/享楽志向の日本の高校生という図が垣間見える。<自分の将来の目標をはっきり決めているか?>~「はっきり決めている」という高校生が米国では43.7%もいるが、日中韓では2割台に留まっている。今後の人生における努力の必要性について、日米では「努力はとても必要だ」が半数を超えているのに対し、中国の数値の低さが目立つ。日米中韓4カ国の高校生はどのような生活意識、人生目標を抱いているのか?<一生に何回かは大きな事に挑戦して見たい>、<やりたい事にいくら困難があっても挑戦して見たい>で最も数値が高かったのは米国で、こちらでもチャレンジ精神旺盛なアメリカの高校生の姿が浮かび上がっている(2に続く)。
調査結果
調査実施先:(財)日本青少年研究所