小学1年生になる子供の両親に聞いた小学校の思い出に関する調査

  • 調査期間
  • 2007/03/14~2007/03/25
  • 調査対象
  • 全国の今年4月に小学1年生を迎える子供を持つ両親 1,032人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

小学1年生になる子供の両親に聞いた、小学校の思い出に関する調査によると、自分自身の小学生の頃の思い出の文房具トップは「ニオイつき消しゴム」で、これに「面(蓋)が多い筆箱」「ねり消し」「ロケットペンシル(鉛筆)」が続き、“おもちゃ感覚”の文房具が多くあげられた。次に、小学校の入学式の思い出を尋ねたところ、「ランドセルを背負って嬉しかった事」40.1%がトップ、以下「新しい文房具を買ってもらった事」29.9%、「友達がたくさんできるか不安だった事」26.6%などが続き、“期待と不安”をのぞかせた結果が明らかになった。子供に体験させてあげたい文房具トップ3は「そろばん」「色鉛筆」「鉛筆削り」という順になった。親として伸ばしてあげたい子供の能力、してあげたい事を問うと、「自分で考える力」45.2%、「思いやり」44.0%、「社会の常識」41.4%がトップ3となり、「最低限の学力」38.2%より上位にランクイン。また、「発想力(想像力)」28.8%は第7位に。

調査結果

小学校の頃の思い出の文房具があれば、どうぞ(全体) (単位:%)
主な思い出の文房具とその理由
<ニオイつき消しゴム>
・「カレーやクッキーの香りなど、お腹が減ると匂いをかいでいた」(女性20代)
・「友達と交換したりコレクションしていた」(女性30代)
<面(蓋)が多い筆箱>
・「面が多いほど偉かった。友達と競っていた」(男性30代)
・「うちの親は買ってくれなかったので、友達が羨ましかった」(女性30代)
<ねり消し>
「よく使った。勉強もせずにネリネリしていた」(女性30代)
・「自分で消しゴムのカスを集めて作った」(男性30代)
<ロケットペンシル(鉛筆)>
・「芯を1つなくすと書けなくて、結構困っていた」(男性30代)
・「学校には持っていけなかったので、そろばん教室で使っていた」(女性30代)
あなた自身の小学校の入学式の思い出は?(全体) (単位:%)
子供に体験させてあげたい文房具があれば、どうぞ(全体) (単位:%)
親として伸ばしてあげたい子供の能力、してあげたい事(全体) (単位:%)
親として伸ばしてあげたい子供の能力、してあげたい事
<自分で考える力>
・「ヒントは教えるが、後は本人が考えるようにする」(男性30代)
・「自分は何がしたいのかよーく考えよう、と少々突き放した態度をとる」(女性30代)
<思いやり>
・「まずは兄弟を大切にする事を教えようかと思う」(男性30代)
・「植物や動物を与える」(男性30代)
<社会の常識>
・「率先して親が近所の人に挨拶する」(男性30代)
・「電車の中で、他の人を見てどうかな?と考えさせる」(女性20代)
<発想力(想像力)>
・「絵や、もの作りの機会。本を読む機会を大切にしてあげたい」(女性20代)
・「海や山の自然も街中の喧騒もすべて体験させたい、音楽も聞かせたい」(男性30代)
調査実施先:コクヨビジネスサービス(株)