小学5・6年生の朝食実態とその母親の生活意識に関する調査

  • 調査期間
  • 2007/03/01~2007/03/02
  • 調査対象
  • 全国の小学5・6年生の男女児童とその母親 1,236組(母子)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

全国の小学5・6年生の児童とその母親を対象に標記テーマのアンケート調査を実施した。すると、児童全体の87.9%が「毎日必ず朝食を食べる」と回答した。食べない時の理由では「食欲がない」が最も多く40.7%だった。朝食で最も多く食べる主食を聞くと、「ごはん」47.6%と「パン」49.3%がほぼイーブン、男女別でみると男子は「ごはん」51.3%、女子は「パン」53.5%が多い。母親に、子供に本当に食べさせたい朝食の主食を尋ねると、80.7%が「ごはん」と答え、「パン」16.2%を64.5ポイント上回った。子供の健康状態について、62.1%の母親が「良好である」と答えたが、当の児童は5割が「良好である」52.3%と答えたものの、「疲れやすい」19.5%が2割に及ぶ。児童の普段の心の状態では「いつも楽しい」51.9%や「気分が充実している」20.2%といったポジティブな答えが多かった。また、朝食の主食別にみると、「いつも楽しい」はパン派49.5%の児童よりもごはん派54.9%で多く、「イライラする事が多い」ではごはん派17.7%の児童の方が、パン派25.6%の児童より7.9ポイント低かった。最近問題となっているいじめ~回答を寄せた児童の3分の2が何らかの形でいじめられた経験がある事がわかった(「ある」7.0%+「少しある」29.2%+「あまりない」29.6%)。学校に行きたくないと思った事は?「毎日思う」児童は3.8%で、最も多かった回答は「あまり思わない」42.3%であった。

調査結果

朝ごはんを食べる頻度(児童全体) (単位:%)
朝食を食べない理由(児童全体) (単位:%)
朝食の主食(朝食を「食べる」児童) (単位:%)
本当に食べさせたい/食べたい朝食の主食 (単位:%)
児童の健康状態(全体)
母親児童
1良好である62.1良好である52.3
2疲れやすい10.5疲れやすい19.5
3風邪をひきやすい8.7目が疲れやすい12.7
4肌/皮膚が荒れやすい8.3肩が凝りやすい12.2
5便秘しやすい7.7だるい11.8
普段の心の状態(児童全体)(単位:%)
全体ごはん派パン派
1いつも楽しい51.954.949.5
2気分が充実している20.22218.4
3イライラする事が多い21.917.725.6
4怒りやすい12.312.712.1
5気が散って集中できない事が多い10.7912.1
いじめられた事はありますか?(児童全体) (単位:%)
学校に行きたくないと思うことがありますか?(児童全体) (単位:%)
調査実施先:朝ごはん実行委員会