現代の父親の食生活、家族で育む「食」 |
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調査結果の概要
東京近郊に住む30代~40代の父親を対象に行った「食」意識調査によると、毎日家で朝ごはんを食べるお父さんは49.3%と半数を占めた。朝ごはんのメニュートップ3は「パン」「卵料理」「ごはん」。家庭の食事で好きな料理・おかずでは「カレーライス」が圧倒的に人気、これに「なべ物」「焼き魚」が続く。家族と一緒にご飯を食べるように努力している父親は6割(59.5%)で、40代54.0%より30代65.0%の父親のほうが努力しており、子供の学齢別に見ると<子供が小学生+中学生>の家庭68.2%で高く、<子供が中学生以上だけ>41.1%になるとかなり低下する。家庭の食生活で参加している事で最も多かったのは「食品の買い物」53.5%。食について感心がある事では「美味しい食品・店」「身体に良い食べ物」「安全性」などが上位に挙げられた。食べ物や食事について、子供に教えてきた事は「食べ物を粗末にしない」73.0%や「いただきます、ごちそうさま、と言う」68.8%、「好き嫌いをしない」60.0%など食べ物の大切さや挨拶に関する項目が多かった。子供の世代にとって望ましいと思う食の環境については「無添加、無農薬など安全性が高く健康的」な食環境を望む父親が圧倒的多数であった。
調査結果
調査実施先:農林中央金庫