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情報セキュリティに関するインターネット利用者意識2006 |
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調査結果の概要
NRIセキュアテクノロジーズ(株)が全国のインターネット利用者を対象に実施したアンケート調査によると、インターネットの利用目的では「電子メール」との割合が最も多く80.2%。過去1年間でパソコンやインターネット利用で遭遇したトラブルは「見知らぬ人からの電子メールでの迷惑なダイレクトメール(スパムメール)」49.0%がトップ。WEBサイトに情報を提供する際に「抵抗を感じる」ものでは「クレジットカード番号」95.1%、「銀行の口座番号」94.3%、「顔写真」92.9%などが上位に挙げられている。過去1年間で個人情報漏洩経験がある利用者のうち、漏洩後にその原因となったサービス利用を中止したのは43.1%に及び、個人情報漏洩は企業にとって利用者離れを生じさせる影響がある事をうかがわせる。情報セキュリティ上のリスクをはらむ自宅でのパソコンによる仕事を「する(「自宅で仕事をする事は禁じられているが、する事もある」7.4%+「自宅で仕事をする事は禁じられでいないので、する事もある」30.6%)」会社員の回答者は4割近くで、「自分のパソコン」84.4%を利用する割合が圧倒的に多い。また、会社のノート型パソコンの社外持ち出しにおける社内ルールでは「上司等の許可を得る社内ルールがないため、許可を得ずに持ち出す事もある」との回答が51.2%と過半数を占めた。ここ1年ほどの間に、勤め先での情報管理は「厳しくなった」が48.6%、「特に何も変わらない」が49.2%と、双方が拮抗している。