情報セキュリティに関するインターネット利用者意識2006

  • 調査期間
  • 2006/11/17~2006/11/21
  • 調査対象
  • インターネットを利用する16歳以上の消費者2,321人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

NRIセキュアテクノロジーズ(株)が全国のインターネット利用者を対象に実施したアンケート調査によると、インターネットの利用目的では「電子メール」との割合が最も多く80.2%。過去1年間でパソコンやインターネット利用で遭遇したトラブルは「見知らぬ人からの電子メールでの迷惑なダイレクトメール(スパムメール)」49.0%がトップ。WEBサイトに情報を提供する際に「抵抗を感じる」ものでは「クレジットカード番号」95.1%、「銀行の口座番号」94.3%、「顔写真」92.9%などが上位に挙げられている。過去1年間で個人情報漏洩経験がある利用者のうち、漏洩後にその原因となったサービス利用を中止したのは43.1%に及び、個人情報漏洩は企業にとって利用者離れを生じさせる影響がある事をうかがわせる。情報セキュリティ上のリスクをはらむ自宅でのパソコンによる仕事を「する(「自宅で仕事をする事は禁じられているが、する事もある」7.4%+「自宅で仕事をする事は禁じられでいないので、する事もある」30.6%)」会社員の回答者は4割近くで、「自分のパソコン」84.4%を利用する割合が圧倒的に多い。また、会社のノート型パソコンの社外持ち出しにおける社内ルールでは「上司等の許可を得る社内ルールがないため、許可を得ずに持ち出す事もある」との回答が51.2%と過半数を占めた。ここ1年ほどの間に、勤め先での情報管理は「厳しくなった」が48.6%、「特に何も変わらない」が49.2%と、双方が拮抗している。

調査結果

貴方はどのような目的でインターネットを利用しますか?(回答者全体) (単位:%)
貴方は過去1年間でパソコンやインターネットを利用していて以下のようなトラブルに遭った事がありますか?(回答者全体) (単位:%)
貴方はWEBサイトに以下の情報を提供する際に、抵抗を感じますか?(回答者全体:「抵抗を感じる」割合が高い項目) (単位:%)
個人情報が漏洩された後、漏洩の原因となったサービスの利用を継続していますか?(過去1年間で個人情報漏洩経験がある130人) (単位:%)
貴方の会社では、自宅でパソコンを使って仕事をする事を禁じていますか?(会社員1,266人対象) (単位:%)
自宅での仕事にはどのような媒体、手段を利用していますか?(上記設問に「(自宅で)する事もある」と回答した482人) (単位:%)
会社のノート型パソコンを社外に持ち出す際の社内ルールがありますか?(上記設問に「会社のノートパソコン」と回答した84人) (単位:%)
ここ1年ほどの間に、貴方の勤め先での情報管理はどのようになったと感じますか?(回答者全体) (単位:%)
調査実施先:NRIセキュアテクノロジーズ(株)