寿命に関する調査 |
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調査結果の概要
日本人女性の平均寿命85.49歳(05年度厚生労働省統計)が、2030年時点での平均寿命予測で88.5歳(世界保健機関の研究者発表による)まで延びる見通しだ。男女とも寿命は延び続けているが、はたして国民はどのように感じているのだろうか。そこで、全国の30~50代既婚男女1,660人を対象に、寿命について調査をおこなった。まず、何歳まで生きたいかを聞いたところ、「70代後半」から「80代後半」までの回答が6割以上を占め、ちょうど男女の平均寿命と一致する形となった。(男性平均寿命→78.53歳 女性平均寿命→85.49歳)普段から健康のために意識していることがある人はおよそ7割。その中で最も多かったのが「食事に気を使っている」で「適度な運動をしている」が続いた。自分の配偶者より長生きしたいかについては、「配偶者より長生きをしたくない」が6割。男女別では、「配偶者より長生きをしたくない」と回答した男性が71.4%に対して、女性は50.5%という結果だった。配偶者に先立たれ、すでにお子さんが家庭を持っているという前提では、約7割が「同居したくない」と回答。男女別では、女性のほうが「同居したくない」の割合が多かった。治る見込のない病気で死期が迫った患者で、本人の意思が明確でない場合、家族が尊厳死(延命治療中止)の意思決定を代行することについては、「賛成」が6割以上を占めた。
調査結果
調査実施先:(株)ライフメディア