団塊世代の食生活に関する調査

  • 調査期間
  • 2006/10/20~2006/10/25
  • 調査対象
  • 調査方法
  • FAX調査

調査結果の概要

団塊世代の既婚男性とその世代の男性を夫に持つ女性を対象に標記テーマの調査を行った。元気な世代と言われる団塊男性(以降、夫と称す)の健康への自信を見ると、6割以上が「自信がある(「少しある」50.4%を含む)」と回答し、女性(以降、妻と称す)の回答60.9%を上回っている。健康に良いと言われる食品への関心は夫よりも妻の方が高く、「とても関心がある」の割合は42.1%と、夫の19.1%の倍以上に達する。健康に良いと言われる食品は様々あるが、どの程度試しているのか?「気が向けば試す」31.7%夫に対して、「気になったものは試す」67.2%という妻の実行力・行動力が浮き彫りになった。日頃から、健康を意識した食生活を「意識も実行もしている」という健康的食生活実践派は、夫が23.1%、妻は38.6%に上る。定年後にやってみたい事として、夫は(1)趣味の充実(2)旅行(3)家族とのコミュニケーション、一方、妻は(1)旅行(2)趣味の充実(3)食生活の充実など、これらの世代の定年後は家庭内外でも充実した生活が予想される。そして、定年後にふたりの生活を楽しくするためにしようと思う事を夫と妻で対比すると、“一緒に”や“家事を”という気持ちの強い夫に対し、妻はやや距離を置いた回答が上位を占め、最近メディアを賑わす『熟年離婚』を裏付けるような結果が出ている。

調査結果

健康への自信度 (単位:%)
健康に良い食品への関心 (単位:%)
健康に良い食品の試用状況 (単位:%)
健康を意識した食生活の実践状況 (単位:%)
定年後にやってみたい事〈夫〉 (単位:%)
〈妻〉 (単位:%)
定年後、ふたりの生活を楽しくするためにしたい事〈夫〉 (単位:%)
〈妻〉 (単位:%)
☆調査対象:(1)首都圏・関西圏在住で55歳~59歳の会社員・公務員・団体職員の既婚男性(夫)173人
(2)条件上記(1)の方を夫として持つ妻※夫婦(同一世帯)ではない 171人
調査実施先:(株)ミツカングループ本社