世論調査「子供の防犯」

  • 調査期間
  • 2006/06/22~2006/07/02
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女 1,834人
  • 調査方法
  • 面接聴取法

調査結果の概要

全国の20歳以上の男女を対象に、子供の防犯に関する意識を調査した。子供が犯罪被害に遭うと不安を抱いている者の割合は74.1%に及ぶ(「不安になる事が)よくある」25.9%+「時々ある」48.2%)。理由としては「TVや新聞で、子供が巻き込まれる事件がよく取上げられる」を挙げた者が圧倒的に多く85.9%。子供の防犯のために効果的と思う地域や家庭の取り組みを尋ねたところ、2人に1人の割合で「防犯パトロールといった地域の住民が行う防犯活動を盛んにする」51.5%と回答している。現在住んでいる地域の防犯活動への参加意向を見ると、「参加したい(「できれば参加したい」58.1%含む)」とする者は73.4%。一方、「参加したくない(「あまり参加したくない」18.7%含む)とする者は23.7%。参加したいと回答した者が、参加したい地域の防犯活動で最も多かったのは「防犯パトロール」54.2%。参加したくないと回答した者にその理由を聞くと、「忙しくて時間がない」51.0%が半数に達し、2番目の「あまり効果があると思わない」12.4%を大きく引き離している。政府に望む防犯対策では「警察職員によるパトロール」54.0%と「通学路上の安全確保」51.9%が半数を超えて目立つ回答であった。

調査結果

子供の犯罪被害の不安(総数) (単位:%)
不安になる理由(上記設問で「よくある」「時々ある」と回答した者) (単位:%)
子供の防犯のために効果的と思う地域や家庭の取り組み(総数) (単位:%)
※緊急時に子供が駆け込む事ができる家
地域の防犯活動への参加意向(総数) (単位:%)
参加したい地域の防犯活動(左下設問で「参加したい」「できれば参加したい」と回答した者) (単位:%)
※予め、市区町村に登録しておき、近所に住む子供の親の帰りが遅い時に、子供を自宅に預かるなどして親が帰るまで面倒をみる制度
地域の防犯活動に参加したくない理由(左下設問で「あまり参加したくない」「参加したくない」と回答した者) (単位:%)
政府に望む防犯対策(総数) (単位:%)
調査実施先:内閣府