調査結果の概要
本格的な年賀状準備の時期を目前に控えて、06年内に既に退職、または07年内に退職を予定している人を含む団塊世代男性を対象に年賀状に関する意識調査を実施した。まず、年賀状に対する意識としては、団塊世代全体、退職(予定)者ともに“広く浅く”送るのではなく、“狭く深く”、プライベートの関係を強くする年賀状を送りたいという意識の高さが明らかになった。昨年と比べた07年の年賀状の枚数は、団塊世代全体では「ほぼ変わらない」が最も多いが、退職(予定)者では「減る予定」がトップ。「減る予定」と答えた人に尋ねると「10~20枚減る予定」43%という回答が多かった。「新たに年賀状を贈ってみようという相手がいる」は、団塊世代全体66.7%、退職(予定)者70.7%で、1位は「旧知の友人・知人」。特に、退職(予定)者でその傾向は顕著で、年賀状が連絡の遠のいていた友人・知人との(連絡の)再開のキッカケとなる事への期待度が高い。写真(「家族や自分など人物の写真」及び「家族や自分以外の写真」)を用いた年賀状を予定しているのは団塊世代で40.6%、退職(予定)者で66.3%。年賀状の作成方法は「自宅のプリンター」が圧倒的に多く88.5%に達した。
調査結果
- 貴方の年賀状に対する意識として近い項目をお選びください(全体)(単位:%)
団塊世代全体 退職(予定)者 はい いいえ はい いいえ ビジネス上の“お付き合い”で送る年賀状よりもプライベートの年賀状に重点をおきたい 74 26 93 7 形式的な年賀状ではなく、一枚一枚に思いを込めて作成したい 69 31 70 30 広く浅く、色々な人に送るより、狭く深く、気の知れた人へ年賀状を送るようにしたい 72 28 85 15 - 2007年、予定する年賀状の枚数は昨年に比べて増える/減る予定ですか? (単位:%)
- (上記設問で「減る」と回答した人に)およそ何枚くらい減る予定ですか? (単位:%)
- 昨年までは送っていなかったが、今年は年賀状を送ってみようと思う相手がいらっしゃいますか? (単位:%)
- 昨年までは送っていなかったが、今年は年賀状を送ってみようと思う相手はどのような人ですか?(単位:%)
団塊世代全体 退職(予定)者 旧知の友人・知人 42.9 70 会社関係の知人 29.3 29.4 家族や親戚 16.7 12.5 その他 11.1 13.2
調査実施先:セイコーエプソン(株)