現代結婚指輪事情アンケート |
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調査結果の概要
10月、11月の秋のブライダルシーズンにちなんで、婚約・結婚指輪についての考え方や購入実態を調べてみた。まず婚約指輪について、贈る側の男性の70.0%が贈っているが、年代別で見ると、20代と30代では「贈っていない」(各32.0%、36.0%)が3割を超えており、若い世代は従来の形式・習慣にとらわれなくなった様子が伺える。一方、贈られた側の女性は結婚後その指輪を「特別な時に着ける」38.6%、「しまってある」35.7%の2つに別れ、常時着けているのは1割ほどだったが、20代では他の年代に比べ、装着率が高い。婚約指輪の習慣について、男性は「必要ない」55.0%は「必要」45.0%を、女性では「必要」51.5%が「必要ない」48.5%を上回る結果になった。結婚指輪の交換は8割(男性84.5%、女性86.0%)を超えて高い数値で、交換した人に(結婚指輪を決める際に)誰の意見を最も参考にしたかを尋ねたところ、男性(夫)女性(妻)ともに「ふたりの意見を合わせて」が最も多かったが、「自分」(男性5.3%、女性29.7%)の意見については男性よりも女性の方が多かった。では、結婚指輪交換後の“その後”は?・・・“着けていない夫”“着けている妻”という現実が浮かび挙がっている。着けない理由の1位は男性(夫)女性(妻)とも「着けるのが面倒」だったが、2番目の理由では男性(夫)の場合は「なくす心配がある」29.4%、一方、女性(妻)は「サイズが合わなくなった」27.9%が挙げられた。