いじめに関する調査

調査結果の概要

いじめの問題が大きく取り立たされるようになり、学校側の対処も問題となっている。そこで、12歳から14歳の男女（小・中学生）にいじめに関する調査を行ったところ、37.8％が、「無視・仲間外れ」78.0％や「ひやかし・からかい」62.6％、「言葉での脅し」19.6％などのいじめをした経験があった。しかし、その後、8割以上がいじめた相手に対して罪悪感を感じた（「多少感じた」50.0％＋「かなり感じた」35.7％）と答えている。誰かがいじめ（「無視・仲間外れ」84.8％や「ひやかし・からかい」77.0％、「言葉での脅し」45.1％etc）にあっているのを見た事があるという回答者は80.8％もいるが、実際に止めに入ったのは31.9％で、7割は「自分もいじめられるのが怖いから」45.8％や「面倒だから」22.3％と、止めに入った事はないと答えている。自分自身、いじめにあった事がある回答者は42.0％で、やはり「無視・仲間外れ」73.3％や「ひやかし・からかい」63.8％、「言葉での脅し」34.3％のいじめを受けている。しかしながら、42.1％が誰にも「相談した事がない」という状況が明らかになった。親でさえ、自分の子供がいじめで悩んでいるかどうかを見極めるのは難しく、親、学校ともに子供の“異変”に気付く心構えが求められていると言えよう。

調査結果