世論調査「社会意識」(1) |
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調査結果の概要
全国の20歳以上の男女を対象に、社会意識について調査した。まず、国民は“国や社会の事にもっと目をむけるべき”か“個人生活の充実をもっと重視すべき”か?に対して、およそ半数が「国や社会の事にもっと目をむけるべきだ」49.1%と回答した。現在の世相をひとことで言うと…明るいイメージでは「平和である」51.9%、一方、暗いイメージでは「無責任の風潮が強い」55.6%が各々最も多い。全般的に見て、国の政策に国民の考えや意見がどの程度反映されていると思うか?と尋ねると、「反映されていない(「あまり反映されていない」53.1%+「殆んど反映されていない」18.1%)」とする物の割合が71.2%に達する。日本の国や国民について、誇りに思う事を挙げてもらうと「長い歴史と伝統」42.4%、「美しい自然」41.0%、「優れた文化や芸術」40.4%などが上位に上がった。他の人と比べて、国を愛する気持ちは強い方だと思うか?と聞いたところ、「強い(「非常に強い」15.1%+「どちらかと言えば強い」35.90%)」とする物の割合が51.0%と半数を占めたが、「どちらとも言えない(わからない)」とする者も38.9%と多い。そのような中で、今後、国民の間に国を愛する気持ちを育てる必要があると思うか?を聞いた結果、8割の者が「そう思う」と回答した。現在の日本の状況について尋ねたところ、良い方向に向かっていると思う分野は「医療・福祉」23.1%、悪い方向に向かっていると思う分野は「治安」38.3%が各々1位に挙げられている(2へ)。