第一生命経済研究所「夫婦関係に関するアンケート調査」(１)

調査結果の概要

全国の30代から60代の既婚男女を対象に、標記についてアンケート調査を実施した。それによると、配偶者の呼び方は、男性では「ママ/お母さん」33.2％が最も多く、「名前を呼び捨て」20.3％が続き、女性でも「パパ/お父さん」49.9％が最多だったが、2番目は名前に「さん」や「ちゃん」をつけて」16.2％であった。夫婦の寝室について聞いてみると、夫婦同じ部屋で寝ている人は全体の70.9％。最も割合が高い年代は30代（80.1％）で、年代が上がるごとにその割合は低下し、50代では32.6％、60代では38.5％が夫婦別々で寝るようになる。配偶者の誕生日にプレゼントを贈っているか？を尋ねると、「毎年必ず贈っている」人は約4分の1（26.2％）、一方、3分の1の人はそのような習慣を持っていなかった（「以前からあまり贈った事はない」19.2％＋「全く贈った事はない」13.8％）。結婚年数別でみると「毎年必ず贈っている」人は結婚5年未満（47.0％）で最も多い。夫婦共通の趣味が「ある」人は57.1％いるが、「よく一緒にしている」という人は30.0％で、最も多かった年代は50代（33.7％）で、反対に少なかったのは60代（25.0％）だった。全年代で1位となった夫婦共通の趣味は「旅行」64.5％で、2位「映画・ビデオ鑑賞」35.0％を大きく引き離している。夫婦共通の趣味が「ない」と応えた人に、今後、夫婦共通の趣味を作ろうと思うか？を問うと、前向きな（「思う」「どちらかと言えば思う」）人は36.6％で、女性（34.5％）より男性（39.3％）の方が多かった（２へ）。

調査結果